こちら、タージマハル。
に見える。
けど違います。
アウランガバードには、「ビービー・カー・マクバラー」という所がある。というか、ここ、「貧乏人のタージ」という愛称が付いているという。かわいそうに…
このミニ・タージマハルは、アグラにあるかの有名なタージマハルの次の皇帝の奥さんのお墓で、17世紀後半に作られた。タージマハルを作った後、あの素晴らしいものをアウランガバードにも!と、構築され始めたが、タージマハル造るのに金使いすぎたもんだから、仕方なくちょっと小さめ、大理石もあんまり使えないという、残念な結果となってしまった。
…かわいい。
10年前のインドで既にタージマハルは観てるので、今回はこのミニタージマハルに行こう。B級感もあって最高。
入場料は、インド人は15ルピー、外国人は200ルピー(泣)。
夕暮れ時に訪れた。
おおーーー
正直、「とてもちゃっちいタージマハル」を想像していたが、そんなことない。結構ちゃんとお金ないなりに愛を込めて作られている。
愛が大事ですよホント。
かなり綺麗!
タージマハルは、廟の中は撮影禁止だけども、このミニちゃんはOKの様子。何も言われない。
「ここにお金を投げ入れてね!」とインド人家族に教えてもらう。
真ん中にちょうど投げられた際、「イエーイ」と盛り上がって褒められた。
ラッキーなのかな。よくわからんけど。
このイケメン過ぎるお父さんとかわいい子供、超いい人たちだった。
外に出てから、お母さんとその従姉妹とその夫とおばさん、その息子etcという、家族大集合に囲まれてチヤホヤされ、夕食に招待までされた。
※列車の時間があったので泣く泣く断る
夕日に照らされて綺麗だよミニちゃん。
このスポット、現地の人たちの散歩コース、憩いの場になっているようで、沢山の家族やカップルが散歩している。
そして、あまり外国人は来ないのか、ここでも私は大変モテた。
ご覧ください、今回は女性人気が高いですよ。皆ノリノリで優しいよ。
裏に回り込むと、広い広場があり、そこも散歩できて楽しい。
景色もめっちゃいい。
アウランガバードは1泊しかせず、すぐに移動してしまった。
観光地はもちろん、街中のチャイ屋も薬屋も、レストランのスタッフさんも、小さい街でちょっと田舎なせいか、とてもノンビリして皆かなり優しい。今思えば、頑張ってアジャンタも行って、もっとゆっくり滞在すれば良かった。おすすめ。
<ビービー・カ・マクバラー>
<アウランガバードの宿>
HOTEL Holiday Era
1st Floor, Disha Sagar, Opp Railway Station Entry Gate, Railway Station Road, 431005 アウランガーバード, インド
こちら駅の目の前。超便利。久しぶりにシングルルーム。
水シャワーしか出なかった&wifiがロビーあたりしかないが、結構綺麗。
早朝に到着したので、朝5時にホテルに突撃したら、無料ですぐチェックインさせてくれた。無料でチャイも出してくれて、しかも出る日は、またもや無料で列車の時間まで部屋を使わせてくれた。ムスリム系の人がオーナー。