【カジュラホ】エロ彫刻満載の寺院と日本人男性への忠告

カジュラホという名前は知らない方も多いと思いますが、「インドにあるエロい彫刻オンバレードな寺院」の存在は幅広く知られているかと。

それがこれであります。

”カーマスートラ”の彫刻が沢山施されたエロ寺院群。

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カーマスートラとは、古代インドの性愛論書です。詳細はwikipedia先生等で学んでください。

これ世界遺産ですからね。世界も認めたエロ。

人気出すぎて観光客が沢山来るもんだから、6年前にはカジュラホ村に駅が作られ、空港まで作られている。エロへのモチベーションは、駅や空港までブッ建ててしまう程の底知れぬパワーを持っているのです。

カジュラホ自体は小さな村である為、到着してしまえばメイン所は歩いて観光できる。ちょっと離れた寺院はレンタサイクルで観れる。

田舎だからか、子供達は人懐っこいけども、日本の物をすぐ欲しがり、折り紙を折ってあげたら奪い合いになり、しまいには折る前から片っ端から折り紙を奪い去ってゆく。え?折ってないのにいいの?タダの紙だよそれ?

あとボールペンも奪われた。ペン大人気です。

牛もいっぱいいる

紙の箱をバリバリ食べる牛

インドの牛って、何で皆喉の所がビロビロしてるんだろう。

はい、エロの話でしたね。お待ちかね。

ではここから、官能彫刻閲覧注意?でもあくまで彫刻。芸術です!↓

これ一番有名なやつ…一体どうなってるんだ…?

この寺院群の彫刻の女性像はとてもかわいらしくてセクシー!

うっふん

男性像は個人的にもっとムキムキに作って貰わないと、正直判りづらい。胸がぺったんこの女性かと思うこともある。

おおおう

確か、この両手で顔隠してるのは、処女を表現してるとかだった気がする

くんずほぐれつ どんどん続きます

絡みすぎてどうなっているのやら

うっわ これキッツそうだな

凄まじいのないか…?!と舐めるように寺院の壁を見つめ続ける。いろいろあって面白いけど、残念ながら、最中を象さんが横目でチラ見している面白い彫刻は発見できなかった。どこに何があるとか、そういうガイドブックや冊子があると、もっと皆喜びます。まじで。

個人的な感想は…世界が絶賛したエロのワンダーワールドを期待していたが、あまりにもあからさま&アクロバティックだとエロ度が半減するのか、思ったよりエロくない…であった。

お嫁に行けなくなるからあんまり大々的に言わないようにしようと思うんですけども、ってか多少バレてると思うんですけども、私は女性にしては恐らく、下ネタやエロに関する耐性はある方だと思う。大学生の時は芸術系の勉強もしていたので、トンデモないオブジェやら絵画やらも散々見たし。びっくりはしない。芸術家って変態ばっかですから。

あ、でも映画とかドラマのラブシーンは友人や家族と見るのは恥ずかしいので嫌です。1人で無表情で見たい。

20代の頃、「エロティシズムの歴史」という本を新橋の古本市で200円で購入して読んだのだが、大変興味深い内容であった。結構内容忘れてしまって恐縮だけども、古代ギリシャに始まりペルシャやらの古代の文献を紐解きつつ、どの国は慣れた女性よりウブな少年愛が至上だの、同性愛はアウトだの、人類共通のどうしようもない変わらなさと古代の意外な自由さを、小難しい言葉で書いている。それによるとインドは、ヒンドゥー教のカースト制度がありつつ、どこまで民間に浸透しているのか知らんが、「性のカースト」も存在しているようで。

男女それぞれ、3段階位だかに分かれていて、引き締まった肉体、豊満ボディ、肌の色&ハリ、足が太すぎて象みたいになってるのは✖️、痩せすぎ✖️、いい匂いとはetc、完全に「見た目・容姿」で細かく定められているのがめっちゃ面白い。そこはカーストとかいいんだ。

どこかの方のブログで読んだのですが、インドでしつこい客引きが面倒臭くて、試しに日本のAV動画を見せたら一瞬で親友レベルにまでなったという話があって笑った。私は女なので、試すにはリスクがありすぎるのでやらないけども、男だったらやってみたかった。インド人面白い。

そして…余談ですが…これはどの国でも言えることですが…たまにね…ひどい下ネタを言ってくる人もいるんですよね…。申し訳ないけどね、どうせ言うならば、もっと高度な、面白いのを言って欲しいんですよ。新境地を発見できるような。つまんないんですよ。雨上がりの空き地に落ちてるエロ本見つけた小学生じゃないんだから。

…恥ずかしがればいいんですかね?…こういうのって?…それ面白いと思って言っているのかい…?

どこかで聞いたことあるようなのばっかりだよ。ありきたり。意外性がない。散々使い古されたネタを今更言われてもな。別に面白い下ネタ言えって言ってるんじゃないんですよ。天才的なのが言えないなら、敢えて言わなくてもいいじゃんと思うのです。

あと、日本人男性の皆様、相手の女性がどう思っているのか、もっと客観的に自分を観察してから下ネタを言いましょう。上司がキモすぎる、⚪️ね、と殺意を抱いている女性が私の周りだけでも沢山います。

それセクシーだと本当に思われてますか?牛の💩を見るような目で見られていると何故気付かないのでしょうか?そういうのは、ちゃんとお金を払って、希望通りの反応をしてくれるお店に行きましょう。そこならお姉さん達も仕事だからちゃんと対応してくれます。一般の女性は、タダでそんな工夫のない頭を使ってもいない下ネタを聞くサービス精神は持ち合わせておりません。賢くなってから頑張ってください。

…こんなだからお嫁に行けないのでしょうか…

なんの話だっけ…?最後ただの文句になったな。

でも楽しかったカジュラホ!

観光地化されすぎて客引きあしらいが面倒臭いですが、ぜひ行ってください〜

<行き方>

私はアウランガバードから行ったので、結構面倒臭いルートだった。通常だと、本数はやや少なめですが、デリーやアグラ、バラナシからカジュラホ駅へ着く列車が出ているので割と便利。

※アウランガバードからの場合

アウランガバード→電車2時間→マンマド(乗り換え)→電車10時間→サトナ→バスで4時間→カジュラホ村

めっちゃめんどくさい!

バスの中で変顔して一緒に遊んだ女の子。

<おまけ>

エロ彫刻寺院が密集しているゾーンの出口付近で、デリーで警察官をやっているという旦那さんと奥さん、1歳半のめっちゃかわいいお嬢さんの家族と仲良くなって話した。奥さんは陽気で、「日本の女の子は皆スリムで羨ましい!毎朝1リットル水飲んでるからなんだって?!」と、どこの週刊女性かananかターザンから手に入れたんだと疑うような情報を連発していた。

旦那さんはカメラが趣味らしく、私のデジカメの中身を見たい!といろいろ見ていたが、あまりにも卑猥な彫刻の写真ばっかり&露出を変えたりズームをしたりを様々なバリエーションを試しているのを見て呆れ返ったのか、しばらくした後、黙ってカメラを返してきた。いいじゃん、ここはそういう観光地ですよ。

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