【ギョレメ】髪の毛博物館 これぞ海外のB級スポット +カイマクル地下都市

カッパドキアには有名な奇岩群の陰で、「髪の毛博物館」という「ザ・海外の珍スポ」が存在する。良いね〜こういうの大好きよ〜(=´∀`)

  • 髪の毛を寄付できるのは女性のみ
  • 1998年にギネス登録された
  • 現在「5million」人分の髪の毛が展示されている、ギネスレコードは維持中
    (真意はさっぱり不明 0が2つくらい多い気もする)
  • 現地ではヘアーミュージアムと言うより、「チェスガリップ」と言った方が通じる
  • 2020年現在、入場料3TL、中の写真撮影禁止だったよ

元々こちらは陶器の工房なのだが、昔、店主のガリプ・キョリュクチュさんが別れる恋人の髪の毛を1束もらい壁に飾っていたら、それを見たお客の女性が「じゃあ私のもあげるわ」と自分の髪を切ってプレゼント、徐々に壁にかけられる髪の毛の量が増えていったらしい。

まずそもそも元カノでもないのに「じゃあ私のもあげるわ」となる意味がわからないし、それを受け取って飾る店主も意味がわからないのだが、そういう深く考えない感じやノリがとても好印象である。

入り口は普通の陶器工房、相変わらず猫がふっつーにいて最高

中は一般的な工房で、アヴァノス地区にめちゃくちゃあるよね、という様子の店内。
「ヘアーミュージアム観たい」と言うと、奥へ案内される。
職人さん達が昼食中で、横で猫がチキンの残りを食べている。
鶏肉あげちゃう雑な感じが海外っぽい。

喉に刺さらないように気をつけるんだよ

と、唐突に工房の奥の部屋が「髪の毛博物館」になっている。
何か急に雰囲気が仰々しくなってびっくりする。

凄い・・・何だこれ・・・これ全部髪の毛・・・?!!

少しずつの髪の毛の束が藁半紙に貼り付けられ、それが洞穴中びっしりとくっついている。
第一印象は、何か呪いの部屋っぽいと言うか・・・人間の体の一部がぶら下がってるって凄いな・・・念みたいなものを感じる・・・
こっからは写真撮影禁止なんですけど…

こっそり撮ろうとしたら男の子が入ってきてすんごい手ブレする。すみません。他のメディアでいっぱい写真あるのでそっち観てください。

私もしたい!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+と男の子に言うと、左の奥の毛をちょびっと切ってくれ、セロテープで紙に貼り付けたものを渡される。その紙に名前と電話番号を記入する。なぜ電話番号?好きな所へ吊るせるので、私は洞穴の奥の方へ吊させてもらった。
世界各国から沢山の女性が来て髪を残してゆく。自分の証明写真を貼っている人もいてアピールが凄い。

博物館はこの区画のみで、暇そうにしている男の子の圧も大変感じたので、15分位で出た。あっという間であった。

夢が1つ叶いました(=´∀`)

<行き方>

場所は、カッパドキアで有名なネヴシェヒル県のアヴァノスという地区にある。
メインのバスが発着するオトガル(ターミナル)からは少し離れているので、地元のバスに乗って橋を渡って行かねばならん。
私は、教えてもらったバス停にバスが中々来ずぼっへぇーと待っていた所、車に乗ったおじさんに声をかけられる。凄く怪しんだが乗ったらタダで近くまで乗せてくれた。奥さんの話楽しそうにしている45歳のめっちゃ良い人だった。ごめんねおっさん。
でも知らない人の車に乗るのはやめた方がいいよ。私は運が良かっただけだよ。
こういう所で人生の運を使いまくっているんじゃないかとたまに思う。

因みにこのあたりは土地が高くなっており、いい景色が見られるので散歩するのもいいかも。

この辺です

ただの草むらの写真になった
猫ってマカロニ食べるの?
墓地もある
マックの横で見かけた7人の小人達と姫

<おまけ>

カイマクル地下都市も行きました。デリンクユも有名でそっちの方が大きいけど、圧倒的にカイマクルの方が近いので行きやすい。

バス乗り継いで移動するんだけど、本当にどこ観ても凄い景色がどんどん出てきて、ここは凄い土地だな、アユタヤのアップグレード版だなと失礼なことまで考える。トルコの乾いた大地が広がり、遠くの山々や地平線は日本で見たことない絶景で凄すぎ。

現在の入場料は50TLである。
この地下都市は一時2万人もの人が住んでいたそうで驚きである。
更に15ユーロでガイドをお願いできるんですが、可能であれば奮発してガイド付きにした方がいい。複雑で何が何だか、自分がどこにいるのかよくわからないので、矢印はあるんだけど道に迷う( ;´Д`)。

石のドア!!
何とこちらはシャフトですってよ
こんなのもあったんだ
ワイナリー
教会もあった( ´∀`)
お墓
食糧貯蔵庫

ここにMAX2万人て…通路が狭いし息が詰まっちゃうわ…ストレス凄そうだな…

<行き方>
ネヴシェヒルのバス停があり、そこからカイマクル、デリンクユ行きのバスがそれぞれ出ているよ〜

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