【ギョレメ】カッパドキアで気球〜2020年早春〜

冒頭からこちらも定番中の定番ではあるが、あのね、カッパドキア行ったらこれ乗った方がいいですよマジで。すんごいから。まあ大体の人乗ると思うけど迷ってるなら乗るべき。初めて気球に乗ったが、カッパドキアで良かったわ。

『カッパドキア 気球』で検索すれば死ぬほど色々なサイト出てくるので詳細は割愛するが、政府にOK貰っている会社は決まっている。

  • おおよその相場は130〜200ユーロ
  • フライト時間は1時間〜2時間
  • サービスやカゴの定員数、飛行士の腕は値段に多少比例する?らしい
    (あまりにも人数乗せる所だと景色が見にくい…)
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因みに、墜落事故を心配されている方も多いことでしょう。
落ちたら100%死ぬしな。
事故率は大変低く滅多に起こらないので、絶対安全!!!!!とは言えないが、
まあ大丈夫かと思われる( ´ ▽ ` )

私は宿で申し込んで150ユーロ位だったような…いいお値段でございますが、それ以上の価値があるよ。宿で頼んだ為か有名な会社ではなかったが、別に問題なかったよ(=´∀`)

あの絶景が上から、でもすごく近くから見られる

気球会社のHPよりも、宿泊先のホテルやツアー会社を通した方が安く予約できるという謎の現象が起こっている。

ただあんまりにも安いと損害保険入ってなかったり、飛行士さんのテクがアレで奇岩群の中をあまりアレンジして飛んでくれないなどの話もあるので、適度な値段がお勧め。
めちゃくちゃ飛んでるので、満員で申し込めない!ということはないようだが、天気が悪いと中止になる。冬場は特に中止になる率が高く、私が飛んだ日も5日ぶりだったらしい。とってもラッキーであった。

参考:カッパドキアのツアー詳細が載ってるサイト(勝手にリンク貼ります)

https://amazing-trip.xyz/t-blog/balloon-tour/

今回は簡単に気球ツアーの様子を。
私のブログ見てくださる方にはあまり需要なさそうな感じだが。

洞窟ホテルっぽいところに泊まったよ

真っ暗な朝6時15分頃、宿のお店番?のライアンが起こしに来てくれる。私は昨夜から寝坊したらどうしようとビビリまくって3時くらいから寝たり起きたりしていた笑。
ピックアップの車が来て、そこから約30分。奇岩群エリアの端っこの方へ到着。

このへん

会社によるが、気球に乗る前に紅茶やパン、お菓子を出してくれる。とっても寒いのでありがたいのだが、空の上は更に極寒で、当然だがトイレなどないので、途中からトイレのことしか考えられなくなったり、事故を起こしたりするのが嫌ならあまり水分摂らん方がいいっすよ。

あちこちで「バオオオオオォ」と音がする

おおおこうやって気球を膨らませるのか

ある程度空気があったまって膨らんだら、気合でカゴを起こす。
全体的に見てて思ったのだが、気球は人力でどうにかすることが多い乗り物である。

『日本人ですか〜?』と声をかけてくれた大学生1人旅の女の子と仲良くなり、2人でカゴに乗り込み、端っこを陣取る。気球ツアーの良し悪しはこのポジション取りにかかっている。
必死にカゴに乗り込んで凄い形相をしている所を写真に撮られる。

夜が明ける中出発
浮いた!!

すっごく寒い。空気が冷たい。
最初は「フゥ〜・:*+.\(( °ω° ))/.:+」と盛り上がっていた人もいたが、ピリッとした空気の中、次第に乗客達は静かになり、眼下の景色に息を呑む。

陽が上ってきた

自然の地形と気球が生み出す景色に、乗客達はため息をつき、話し声は僅かとなり、シャッターの音が響く。

そんな中皆を楽しませようと、良かれと思ってガスの噴射をリズミカルにバスバス行う飛行士さんの気遣いがちょっと鬱陶しいです

おはようございます太陽

しかしながら飛行士さんは、高度を思いっきり下げて岩の間を飛んでくれたり、上に上がって凄い景色を見せてくれたりと、ベテランさんでとても良かったです。

果てしなく続く奇岩群と荒野

ところで気球はとっても良い広告塔である。
大量のカラフルな気球が飛びまくっているが、中国語の気球がめっちゃ多い。現在の世界のパワーバランス、スポンサー力が感じられる。
日本語は見当たらなかったよ涙

奇岩エリアの端から端まで約60分のフライト。
降りる時はこうして人力で紐を引っ張ります。ズシャアっという音と共に着陸、そのままカゴを地面に着ける為に筋肉をモリモリにしているお兄さん達が見られます。

終わったらシャンパンが出るよ。
逞しいお兄さん達がかっこいいよ(=´∀`)

そしてチップの要求と、フライト前に撮られた写真の販売(20TL)が行われ、まんまと買っちゃったよ。
名前も聞かなかった一緒にいた大学生のかわい子ちゃんは、モロッコやイギリスなどを旅してきて、4月から庭師になるらしい。世界がこんなんになっちゃったけど、元気にしてるかな〜

終わり

<ギョレメで滞在した宿がめっちゃ良かった話>

ここで滞在したホテルが物凄く良かったので、迷ったけど載せることにしよ。

Turquaz Cave Hotel(タークワズ ケーブ ホテル)

Aydınlı Mahallesi Çakmaklı Sokak No:16,50180,ギョレメ
+90 384 271 22 07

オトガルからちょっと坂を上った所にある為、テラスからの景色が凄い。
本当に元からあった洞窟を利用しているのかは不明だが、極寒の冬のトルコながらとてもあったかい。朝食バイキングがめっちゃ美味い。
これで1泊当たり2,000円やそこらなのが末恐ろしい。
Booking.comの口コミ評価も文句なし、各種ツアーも手配してくれる。

もちろんバストイレ付き
トルコのご飯めちゃうま

そして何より、お店番?の初老の紳士、ライアンがとても色々良くしてくれた。
私が夕方帰ってくると、まずは紅茶と甘いパンが出てくる。
オーナーじゃないらしいが、こんなにやりたい放題して大丈夫なのか。
一緒にTV見ながら色々話をするのが楽しかった。
ライアンは昔トルコの旅行会社の社長だったが、トルコの経済状況が悪化した年に会社が潰れたりと人生色々あったらしく、今はのんびりとギョレメで暮らしている。

トルコの紅茶用ポット

そして夜はかわい子ちゃんが部屋に来てくれるのである。

かわい子ちゃん「来ちゃった」
私「お嬢様、ゴマのクッキーを一緒に食べましょう」

「外寒いのよね」

私「お嬢様、この部屋にはおトイレがないので、ご宿泊は難しいですよ」
かわい子ちゃん「やだ寒い」

早朝、寒いからまた部屋に入れてとドアをカリカリされる。

植木鉢好き

私「お嬢様、気球に乗ってきました」
かわい子ちゃん「おかえり」

私「とても素敵な体験でした」
かわい子ちゃん「ふーん良かったじゃん」