【ソウル】西大門刑務所歴史館に行ってみる&チョノ(千戸)市場へ潜入

ソウルに来てから、エロとかシモばかりの記事になってしまっているが、本日は嗜好を変えて、ちょいと色々と話題の「西大門刑務所歴史館」と、昔ながらのディープな雰囲気の市場「チョノ(千戸)市場」へ行った記事。

微妙に雨と曇り、たまに晴れたりと妙な天気であった

今回の記事ですが、前半はデリケートな部分が大変多い話題ではございますので、私の個人的な意見どうこうは止めておきますよ。こんな感じですよ〜というのを紹介するのみに努めよう。たまに突っ込むかもしれんけども( ^ω^ )

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【西大門刑務所歴史博物館】
以下全文パンフレット抜粋です〜
「近現代期、韓民族の受難と苦難を象徴した西大門刑務所を保存・展示している博物館です。日本帝国主義時代には、祖国の独立を勝ち取ろうと日本帝国主義に立ち向かって戦った独立運動家達や、解放後の独裁政権期には、民主化を成そうと独裁政権に立ち向かって戦った民主化運動家達が監獄暮らしの苦しみを味わい、犠牲になった現場です。
 このような苦難の歴史にも屈服せず、韓民族は世界史上類例がない短期間で独立と民主化を成し遂げました。まさにその底力と精神が宿っている西大門刑務所歴史館は、大韓民国の独立と民主に向けた闘争の歴史がこめられている現場です。」

ほほう…日本語のパンフレットもあるよ
地下鉄を出て刑務所跡前にある壮大な像
全景図 ゆっくり見て2時間くらいかしら
中はめちゃくちゃ混んでるよ…

いやあ正直ちょっと入るの勝手に緊張しましたよ。
こんなご時世だし…ちょっと知り合いに心配されたし…

休日だったからか、子供連れが多く、特に校外学習っぽい大人数の子供達がおり、熱弁を奮う女性教師を所々で見かける。すげぇ…私1人だから喋らないけど、日本人だってバレたら微妙な空気になりそう…

ハングル、英語、日本語、中国語で解説が書かれているよ

いかに過去に日本が韓国に酷いことをして、でも韓国は屈しなかったか、が展示されて書かれている。ヒーロー、ヒロインが沢山紹介されている。ちなみに、ここで処刑されることを「殉国」と表現していた。へえええ 知らんかったよ

拷問部屋がそのまま残っておりジオラマが設置されている
う…腕嵌める器具が机の上に…
おお…手前の桶はトイレかな…
おおおおおおアイアンメイデンみたいな器具があるよ
立ったまま閉じ込めるロッカーみたいな独房がいくつかあり、出入りする子供達が大変楽しそうである
わかる。私も子供ならこういうのよくわからなくてキャッキャしてたと思うわ

こんな感じの展示が沢山ございますが、思ったよりおうええええってなるジオラマはなかった。

当時の方にインタビューしているビデオ
外にもあちこちに色々ある 周囲の高層ビルとのギャップよ
追慕碑 内部には殉国した独立運動家たちの名前が投影されているそうです
こちらは死刑場 中々この周辺は強烈である
側には火葬する窯もある

輪っかのロープと抜ける仕様の床。当時の様子を保存する為中には入れません。

ハングルと他の言語の説明量のこの差は何故なのでしょう…?
妙に勘ぐってしまうぜ
こちらは運動場 お隣と会話できない仕様
おお…実際入ってみると塀が高いねえ

運動場は扇形になっており、真ん中の部分が高台になっていて全員が見渡せる。パノプティコン参考にしてるんかな。

韓国の国旗の前で記念撮影できるスポット

お土産コーナーには、韓国の国旗も売っており、愛国心を育むスポットやアイテムが沢山あるのが韓国ならでは。

<アクセス>
地下鉄3号線「独立門」駅5番出口からすぐ。

【チョノ(千戸)市場】
地下鉄5号線「千戸」駅から北へ。そこにあるチョノ市場が、大都会ソウルとは違うディープな雰囲気らしいとのことで、何売ってるんかな…と行ってみた。

どうやらハングルで「市場」って書いてあるっぽいような入り口
おおおーーーー
明かりが少なくて毒々しさがすごい。きっと綺麗な色の服なのに…(⌒-⌒; )

中は薄暗い…人あんまりいない…というか平均年齢が高すぎる。
おじいちゃんおばあちゃんばっかりだ…
歩いていると話しかけられるが、英語も日本語も通じない…
ごめんなさい…次は勉強して来ます…

大量のいろんな種類の豆たち
乾き物が多い。この木の枝とかって何に使うんだ…食べるのか…?
おおおおお…!!!(´Д` )
これは一体なんだ…食べ物っぽいけど…魚をグズグズになるまで煮たみたいな…

古い韓国のモノが溢れている。哀愁も漂っている…
いいね…!この感じいい…!!!
この市場は人がいないせいか、アジア独特の臭さとか喧騒とか、「熱気」みたいなものはなかった。地方の寂れた、でも広くて大きい市場。お土産モノではなく、現地の方々の生活用品や食べ物しか置いてない。

大量の皿や鍋
古い記憶を刺激されるような懐かしい光景が続く
市場の裏手は、細い道が入り組んだ下街っぽい場所である
中国の「三元里」みたいだけど、魔宮感はそんなにない
こういうレンガ造りの似たような建物が続く
伝統的な建築なのかな 日本にない感じが面白いわ〜

と、そこへ。

「Beauty Salon」の看板のお店が沢山並ぶエリアに。
人いない、ピンクのカーテン、ヘアサロンの設備全然見当たらない、椅子が外に向いてる。
1人見かけた女性は妙に艶かしい
ああー…ここは置屋街なのか。

こんな駅から遠い所にお店作ってお客さん来るのかな?と思ったけど、後で調べてみたら結構風俗がお好きな方には有名なエリアだった。
因みに「ちょんの間」の語源と関係あるのかと思ったが無関係であった。

そういえば、そもそも地図アプリで市場を探していた時、すごい変な表記が出ていたわ。
「秘密の小部屋街」

うん!?!?

maps.meを作っている方のネーミングセンスがすごい。

ディープな市場と隣接する置屋街が、そこだけ現代と掛け離れた世界で、不思議な街歩きであった。

これで韓国編は終了です。3月下旬に行ったのだが凄く寒かった。
最後は定番だけど明洞でお土産買って化粧品買い込んで、と女性旅行者らしいこともしてきたよ。韓国の人は見た目が一緒だし日本人旅行者も多いし、あんまり日本と変わらないと最初は思ったけど、一歩裏路地に入ると「外国だ」と思うようなことも多かった。
何より近いのが素晴らしい。4連休でこれだけあちこち行けて、最後は自宅でゆっくりする時間も取れる。航空券安いし、韓国にハマる人がこれだけいる理由もわかる。これでお酒飲めて、推しのアイドルとかいたら最高だろうな。
今度はソウル以外の場所も行ってみたい。

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