【西安】世界八大奇跡館はハリボテ感と安っぽさがたまらない

さて、西安に来たとても大きな目的の1つ、「世界八大奇跡館」に行きました。

ここは、所謂「世界七大奇跡」に、勝手に「兵馬俑」を加えてしまった中国独自の”世界八大奇跡”を再現している博物館である。いいですね、この突っ走りぶりはさすがです。世界もびっくりですよ。

確かに、フランスの学者が、兵馬俑が発見された時「これは世界の8番目の奇跡だ!」と感動して言ったらしい。それを聞き逃さない中国人。「言ったよね!!言った!!」と博物館まで作ってしまう。強引!!

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※ちなみに、そもそも”世界七大奇跡”も、日本では”世界七不思議”として浸透しておりますね。”wonder”を日本語に訳した時に「不思議」と訳してしまったので誤解を生んでいますが、実際は、時代的にとてつもなく労力や技術を駆使した素晴らしい建築物・建造物を指しているらしい。

私もこれの存在を知って調べるまでは、ミステリーだと思っていたし、世界七不思議(奇跡)を詳しく知らなかった。

ヌルッとした印象

で、この博物館、すごいのが、TripAdviserでことごとく酷評されている。「コンセプトがわからない」「ちゃちすぎる」等々、もう散々な言われよう。これは期待が高まります。

私は、本物の世界の8番目の奇跡を見た後に、そのパチもんを見るのをとても楽しみにしていた。

さて、恐らくエジプトのアブシンベル神殿からスタート。

入った時点で私の他に2人中国人のお客さんがいただけだったらしく、スタッフさん達がすごく構おうとする。さあ!入りな!と2人がかりで言ってくる。うん、入るよ、大丈夫だよ。いや、ガイドとかいいから。1人で歩けるから。

 

奇跡①エジプト ギザのピラミッド

早速1発目からこれ。なんでメインの照明が青いのか?

確かに不思議な雰囲気を醸してはいるけども

棺の中にも青いライト

もうこれ日サロなのでは

結構このピラミッドの展示はスペースをしっかり取り、力を入れているのが伺える。

エジプトゾーンを抜けると、イキナリ船の甲板になる。

そう、急に海。

 

奇跡②エジプト アレキサンドリアの大灯台

おお…なんか近代的な高層ビルっぽいな。綺麗。

あっ

フラッシュ焚いちゃダメなやつ。

半分作って、鏡で誤魔化している。

見にくいのですが、海の部分はビニールシートっぽく、平ったいサメの絵が描かれている。

急にこんな部屋が。

…コレ多分、アレキサンドリアの海底遺跡のことを言いたいんだと思う。

作らなかった方がいいと思う。

 

奇跡③エーゲ海 ロドス島の巨像

うん。

後ろの絵が…もう…

上も…

 

奇跡④ギリシャ オリンピアのゼウス像

コレただのちょっと大きいジオラマだよ

ツルッツルだよ

本物は12mあったというのに…

記念撮影してしまった

 

奇跡⑤トルコ エフェソスのアルテミス神殿

コレも鏡で誤魔化している。

このアルテミス神殿、なんと中に入れた!!

絶対こんなんじゃないと思う。

無理して勝手に作らなくても…

すごかったらしいんですよ、このアルテミス神殿の中って。

 

ちなみに。3つのハリボテの距離感はこんな感じである。

やっつけすぎ

 

奇跡⑥トルコ ハリカルナッソスのマウソロス霊廟

最早、鏡を使うのも面倒になってきたようだ。

平べったい。

このゾーンは広場になっており、噴水や、口から水がチョロチョロ出る像があった。

中国人の団体がやってきて、皆とても楽しそうに写真を撮り合っている。

彼らが通り過ぎるまでじっと待っていたのだが、行ってしまった後、スタッフさんが電源を落とし、噴水と像の水が止まった。人が来た時だけ水を流している様である。

そして、まだ私が残ってるんですが。

 

奇跡⑦バビロンの空中庭園

これは綺麗だった!水も流れていて素敵。

もの凄く小さくしているので、家にあると子供が喜びそう。

私が中国人の団体さんの中の1人だと思ったスタッフさんは、「早く!置いていかれるよ!(多分こんな感じ)」と私を急かす。大丈夫です。放っておいてください。

 

もうムードもへったくれもない。

 

さて、いよいよ8番目の奇跡。

奇跡⑧中国 兵馬俑

発掘の様子をジオラマで再現

ジオラマの部屋を抜けると暗い地下へ続く階段。両脇にハニワのハリボテ。

なかなか完成度高い

ドドドドドドドド

ひいいい

兵馬俑の兵士たちが狭い廊下に一直線に並ぶ。

本物は1つずつ顔が違うのに、コレは2パターンしかない。

クローンかよ

同じ顔が延々と続いているのは恐怖。

団体に追いついた。

皆、キャッキャッと兵士の肩に手を置いたりして楽しそうに写真撮影をしている。楽しいんだ…

 

これで終わり。

いやあ変なもの沢山見たな。満足。

八大奇跡館の良い所は、等身大の兵士ハニワの横に立てること。

本物の兵馬俑は、貴重な遺跡なので、柵でギッチリガードされ、上から覗き込むことしかできない。等身大とは聞いていても、大きさが実感できない。でも、八大奇跡館だと、ハニワに囲まれた中を歩けるので、兵馬俑がどれだけ手が込んで作られていたのか、大変だったか感覚的に知ることができる。

どなたかがコメントしていたけれど、この博物館では、世界七大奇跡は「兵馬俑」を引き立てる為の前座。まさにそうでした。

この博物館?のコンセプトは”兵馬俑は素晴らしい”だと思います。

西安で兵馬俑見たら、ぜひこちらも寄ってください!

これで入場料40元(700円位)は、皆さん嫌がると思うけどね!

 

入り口のロドス島の巨像は割とマトモ。

 

<行き方>

世界八大奇蹟館

 

兵馬俑に行く道中にあるので、西安バスターミナルから兵馬俑行きのバスに乗り、「八大奇跡館に行きたい」と運ちゃんに言っておくと近くで降ろしてくれる。

ピラミッドが目印

帰りは、西安バスターミナル行きのバスが反対車線に来るので、適当にバス停見つけて待っていれば大丈夫かと。超有名観光地用なので、バスに大概「西安⇄兵馬俑」と書いてあります。

「奇跡館」の字が剥がれている。ここは直したらいかがだろうか。

 

<おまけ>

この旅行最初で最期になる可能性大の、このブログでのグルメ情報。

シルクロードの出発点となった西安では、イスラム系の文化が流入し、回民街(イスラム人町の意)があり、不思議な食文化が根付いております。超有名なやつをご紹介。

この気持ち悪い漢字は「ビャン」と読む。

ビャンビャン麺という料理。

きしめんを更にぶっとくした麺。辛い。

お店の入り口で、こうして生地を練って伸ばすパフォーマンスをよく見かける。

肉夹馍(ロージャーモー)

ピザ生地っぽいものに細かくした肉を挟んだもの。シーチキンぽい味付けですごく美味しい。私シーチキン大好きなもので。

羊肉の串焼きもそこらじゅうにある。美味しかった。

夜は大混雑の回民街

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