【大阪】千里川河川敷 ガチ勢歓喜 飛行機の着陸を間近で見られる至福の岸辺

今回の旅のMVPはこちらです。
飛行機好きからしたら当たり前、ちょっとした聖地でもある【千里川河川敷】

大阪伊丹空港の傍にあり、飛行機の着陸が近くで見られるスポット。

ゴオオオオオオオオォォ

すごい。
巻き起こる突風、巨大な鉄の塊が通り過ぎる騒音と迫力。

こんなスポットがあるとはね。
旅行好き、乗り物好きなら一回は行った方が良い。
マジでおすすめ。

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日中は暑すぎる為、夕方に河川敷に到着。入り口付近は人がまばらだったが、奥へ行くに連れて人がジワジワ増えてゆく。もうこの辺りから空気を震わせる飛行機の音が聞こえてテンション上がる(*´Д`*)

三脚を立て、巨大なカメラを構えたおっさん達が立ち並ぶ。合間にカップルがいるが、やはり圧倒的に1人で黙って三脚を用意しカメラを構えるおっさんが多い。

良いですね。
こういう本気の雰囲気、1円にもならぬがそれでも、自分が純粋に好きだからという理由だけで、張り詰めた空気の中真剣な眼差しを向ける人々。

これがまさに「ガチ勢」なのだと、飛行機もさることながら人々を観察してしまう。

家族連れは子供にせがまれて来たのか、「エンブラエル!エンブラエル!」と騒ぐ子供の声も聞こえる。

そんな中、椅子を用意し、機材を広げたこの御三方。

ネットを駆使し、飛行機がどこから飛んでくるのかルートを常にチェック、雨雲の動きまでサーチ。飛行機が飛んでくると、丁寧に解説してくれるガイドと化している(恐らく非公式)。この御三方はここでは有名らしく、「次はいつ大型機飛んでくる?」と人々に質問されている。そうか、飛行機は到着空港の天気によって、着陸するルートを変えるんよね。

良い時代になったもので、私もインターネットで伊丹空港のHPから、何時にどこからの便が着陸するのか明確にすぐわかる。

三脚と自分のお立ち台でポコポコしている人々

来た・・・!!!

最初は「あっこだ」「おお〜」と人々のヒソヒソ話が聞こえ、空気が振動する音が少し聞こえていたが、次第に飛行機のエンジン音が大きくなり、機体もしっかり見えてくる。

御三方「◯◯機、本日最後の777機材、沖縄那覇から到着です!!!
フラッシュは焚かないでください!フラッシュはおやめ下さい!!!」

※管制塔からの指示など、飛行機の着陸に影響する為

ゴウッ

初めて頭上を飛行機が通過した時、鳥肌が立った。
すごく久しぶりなこの感じ。

すっっっっっっごいぞこれはーーーーーー!!!!
(1人なので黙って無表情だけど内心ひっくり返っている)

頭上を通過する瞬間、人々は息をのみ、通り過ぎると「おおおおおーーーーーー」と歓声を上げる。

離陸する方向は逆なのでかなり遠くて見えにくいが、それでも夜のライトアップで滑走路が光の道で照らされる中、ゆっくり助走に入る為ターンするJAL機を見た時、泣けてきた。

COVID-19のせいで海外に行けない、仕事も減って色々な面で辛い、家に1人でいることが多い中、大きい飛行機は変わらずそこにあり、前と同じように遠くの世界へ飛んで行く。

2時間程たち人々は帰り始める。
帰り道は、興奮したお父さん、喜ぶ子供、仕方なく付き添いできたお母さんのご家庭が前を歩いていた。

父「お母さんが下らないって言ってたけど、来て良かったやろ!!」
子「うん凄かった!!」
母「そうねえ」
(ここんちはお父さんが飛行機好きらしい)

私も興奮のあまり友人に、飛行機がすごいという内容のみで1時間電話した。

そして翌日、私はなせか再びこの河原にいた。
京都・大阪旅行最終日である。

照りつける太陽、ジリジリと肌が焼ける中、水分補給をして日傘をさしながら、ジッッと飛行機が来る方向を見つめ、スマホを構える。
気温が高くて危ない&後で知ったのだがこの時間は夕方に比べて離発着少ない為、昨夜ほど人は多くない。

それでも今日もガチ勢は通う。
巨大なカメラ、ガラガラ、額に巻いたタオル。

伊丹3レターのステッカーが貼られた、キャノン砲の様なカメラが素晴らしい。

私のカメラの腕がない為、夕方よりも昼間の方が綺麗に撮れる。

めっちゃ映り込むおっさん

そして私も携帯カメラ渾身の動画撮影に成功。
友人に「見てくれ」と速攻で送りつける。
優しい友人は、良く撮れていると褒めてくれた。

ということで見てください。【音量注意】

友「何度か撮り直したでしょー」
私「2時間粘った」
友「」(ドン引き)

プロペラ機!

ちなみに河原なので草ボウボウ、蚊が大量にいる。
蚊側からしたら、無防備に大量の人間が肌を露出した状態で長時間滞在していて入れ食い状態なので、肌を出さない服装や、虫除けスプレーをお勧めします。

はあああやっぱりカッコいい。
昼間も来て良かった。
青空と飛行機って最高。
飛行機好きはぜひ行って欲しい。
春か秋が快適。長時間粘るならお弁当持参で。

<アクセス>

最寄りは宝塚本線「曽根」駅(と思われる)。
そこから歩いて20分位でちょっとかかる。

行く途中にある企業さんの謎のキャラクター

<おまけ①>

ホテルの側にあった黒門市場。天井にある海産物のオブジェがとても良かった。

私こういうの大好き。

ハゼ?

タイ。きっと夜は目が光る。

鬼太郎に出て来そうなカニ

裏側

カツオ食べたいなあ

<おまけ②>

新世界は、ウイルスの影響か殆ど人がいなかった。
この不思議な雰囲気がたまらないのだが、人がいないと寂しい。

妙なトルコ人やおじいちゃんおばあちゃんがヨロヨロ歩いているのみだった。

大阪っぽい服屋

また来ます

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