こんにちは〜
以前台湾に1人旅した時、九份やら有名所も行きつつ、珍スポットも少し巡ってきました。台北から、約2時間で着く「金剛宮」。
道教・儒教・仏教・バラモン教etcを混ぜまくった、台湾の新興宗教風味の巨大な寺である。
ばーん
かの有名な「奇界遺産」に掲載されている。
日本の珍スポット界隈でもまことしやかにブームらしい。
最寄りのバス停に到着すると…
素敵な海辺!これはいい所!
えっ 何ここギリシャのサントリーニ島?行ったことないけど。
きゃっきゃしながら後ろを振り返ると
ああ…あれか…わかりやすい。
宗教施設って田舎多いよね。土地があるからか。
親切に看板もありますよ〜迷わない
立派な大きい門に迎えられる
地元のコンビニレベルで駐車場が広い&車ない。
人いねえぇ
どこだ入口は…
金の龍の口らしき場所に行ってみると
こ…こんにちは
建物に続く通路には、台湾の訓話を再現したらしい銅像が立ち並ぶ。これ結構変なのばっかりでめっちゃ面白い。ここでは割愛。
なかなか辿り着けないほどに面白い。
中に入ると、スタッフらしきおじさん達が、人が来たアアアアァと立ち上がり、すっごい笑顔で歓迎してくれる。
そして、日本人とわかると日本語のパンフレットをくれ、英語で一生懸命説明をしてくれる。
台湾、優しいよ台湾
お金とか愛とか、そういう感じのいろんな幸せを司る、4つ位顔がある神様。
おおガネーシャ様だ
「お金を咥えたカエルです!!」と説明。
見りゃわかります。
口寄せしてこんなの出てきたら嬉しいな
一階を少し案内してもらい、あとは1人でゆっくり見ることに。
巨大な神様。
瞳孔開きっぱなし。
何メートルあるのだろうか。
目がうつろな神様。
うわぁキテるなこの神様は
台湾の神様大集合。
そして…!!!
出ました!この目から両手の神様!
すっごい逆光。この日はカンカン照りだった。
道教の神様で、「あらゆる方向を見渡すことのできる神様」らしい。
通路には私以外観覧者が誰もいない。
がらんとしている
この奥にいるのは清掃のおばちゃん
さあここから地獄めぐりが始まるよ!!
牛頭さん馬頭さんもいるよ
入口の両側には犬と蛇。
おおおおお
センサーで人が近づくとライティングされる、大変凝ったハイテク地獄。こんなのが結構狭い空間にミッチリ造られており、100m程続く。
うぐっ
iPhone4sで撮影しているので画質が荒々しく、奇跡的にそれが雰囲気をより強く出しているので怖い
見ていて思うのは、これ作った人は、確実に結構楽しんで作っただろうということ。サディスティックな愛情が滲み出るジオラマ群。
刑の名前読めん
地獄の番人達は、獄卒に拷問される亡者達をシラーっと見ている。彼らからしたら、罪人がこうなるのは当然なのです。
足をギコギコ これ痛そう…
なんか目が死んでるな。気絶してるのかしら?地獄の刑はどんなに痛くても殺され続けても無限に生き返るから拷問なのに、気絶ってOKなのかしら?
これ近づいた瞬間、ゴウンゴウンと回り始め、一人でひいっと呻いた。びっくりした。12支の何かっぽい。
さて、上の階は天国だそうなので…
めっちゃ換気扇大きい
いろいろな神様がいるのだが
…ナマハゲみたいなのがいるな
人間食べてる。天国行っても神様に喰われるなんて
天国の意味とは。
さて、上の階にさらに行くと
涅槃像があり
いやあ素敵な眺め。海が見えるよ〜
そして更に上へ
いきなり目の前に大量の銅像。すっごいビビった。
五百羅漢殿というらしい。
おおおおおお
こんなのが延々と続く。
身体中に突き刺さる視線
…ど…どうも
そしてようやくフィナーレへ。
お疲れ様でした
ゆっくり見ると2時間くらい。お客さんは私しかいなかったが、スタッフさんや掃除のおばちゃん等、まあまあ関係者はいる。皆さん歓迎ムード全開で挨拶してくれ、帰りにはお茶やお菓子も出そうとしてくれた。なんだここは。リッツカールトンか。教育がしっかりしているのか。スタッフ全員におもてなしの心が根付いております。
見終わった後は、目の前の海辺で楽しく遊べる。磯で水に足を浸けたり、カニを追いかけたりと、人が全くいない中最高に楽しい。
ここから更にバスに乗って、三芝貝殻廊等のスポットへ行くのもアリ。この日は暑くて本当にしんどかったので帰ってきてしまった。勿体無かった…
<行き方>
①地下鉄で有名観光地「淡水」駅まで行く。そこからバス。
②バスターミナルにて「新十八王公」行きに乗る。ここから30〜40分。タクシーで行く人も多い。
<おまけ1>
九份行かれたことある方はわかると思うけども、九份は猫天国。
夜はゴッ⚪️ーと猫達の熾烈な攻防が繰り広げられる。
夜は、8時半には店は殆ど閉店する。私はこの時運悪く道に迷い、夜9時頃バスで到着。仕方なくコンビニでカップ麺を食べていた。
店員の兄ちゃんのメンヘラ彼女(しかも申し訳ないけど全然かわいくない)が店の前で泣いていて、兄ちゃんがそれを一生懸命宥めていたり、突然柴犬を丸太のように担いだおっさんが入店したりと、大変刺激的な夜であった。
<おまけ2>
淡水にはこれもあった…入ればよかった…
淡水いいところ