さて、今回はヤンゴンのB級スポット第二弾、「ハッピーワールド」です。
この「ハッピー」という言葉、皆さんはどんな印象をお持ちですか。
「ハッピーターン」「ハッピーセット」「ハッピーエンド」「ハッピーアワー」「ハッピーバッグ」「ハッピーライフ」「ハッピーチャンネル」「ハッピーメール」「ハッピー薬」…
「ハッピー」って…もちろん素敵な言葉なんですけど、個人的に何だか妙な印象というか、アッパーしたイメージがあるので、いろんな言葉の前に付けると「なんかヤバい感」が出る気がする。ハッピー書きすぎてゲシュタルト崩壊してきた。
よくミャンマーに来てから、多分「楽しかった?」くらいのノリで「Are you happy?」とミャンマー人に聞かれる。いつも少々とまどう。そんな…Are you happy? て… 完全に「幸せですか?」と直訳してしまうもんだから面食らい、「…そうね…(考え込む)」みたいなノリになりそうになる。
前置きがダラダラしてしまいましたが、正にド直球、「ハッピーワールド」です。アミューズメントパークです。パークっていうか、とてもデカいグレードアップしたゲーセンでした。
さあどんなハッピーな世界へ連れて行ってくれるのでしょうか?
入り口から、早速ノリノリのハッピーな音楽に合わせて踊りまくる大道芸人。近づいて来られるとちょっと怖い。
入る前からもうジャンルがめちゃくちゃですよ〜
日曜日の為、チケット売り場が激混み。割り込まれまくり、中々入場チケットを買えないでいると、なぜかミャンマー人女性がおごってくれた。ありがとう。なぜ。なので現在の入場料は不明。
入場料を支払い、中では乗るアトラクション毎に支払うというシステム。
中は所狭しとゲームマシンや遊具がひしめき合う。
おお〜
あっ…
世界一知名度のある配管工。
ここもジャンルがめちゃくちゃだ…!
これ多分ベティちゃんだったんですよ。かつては。
この辺り結構かわいい、完成度高い。
私「カンフーパンダ」見てないんですけど、こういう赤いロボとか、緑色のマッチョって出てました?
おっ カラオケがある!
明らかに遥か昔の日本のゲーム機がお下がりでやってきている。何かを叩くゲームの様である。
コレで遊んでミャンマー人楽しいのかな。
ホラーハウスみたいなのもあった。入り口で骸骨がポーカーしてる。乗りたかったけど、丁度メンテナンス中で諦める。
アトラクションではなく、ただのフォトスポットもあった。
ハートでやたら飾り付けられているゾーンなのだが、若い女性たちに大人気。行列できてる。
楽しいかなぁ…
衝撃だったのが、フリーでショーが観れるホールがあり、そこでお姉さんたちが代わる代わるダンスを踊っていた。
ミス エレガント 2017
凄くやるせない気分になって外に出る。
ここは大きな公園で、この一角にハッピーワールドがあります。
その中心にボート乗り場があるのだが、
あああーーーいたーーーーー!!
こんな所にいたのか!!
かなり前、ネットで見かけたこの正直キモいキャラクターたちは、一体どこへ行ったのだろうと思っていたのです。今は公園のボート乗り場に移動させられています。
予想なのですが、以前に比べてハッピーワールド縮小している…
2014年に創立20周年だった様なのですが、大丈夫なのかな…
ちょっと経営状態怖そうなので、興味ある方は念の為早めに行った方がいいと思う。
さあアナタもハッピーな世界へ
いらっしゃい
<行き方>
前回の”行き方”でご紹介した「シュエダゴォン・パヤー」の南口の目の前にある。謎のヒップホップが流れる方へ行けばたどり着けると思う。
<おまけ>
シュエダゴォン・パヤーには、ナッ信仰のコーナーがあり、お参りをしてお願い事をする。
願いごとをしながら、ここに置いてある石を持ち上げる。思ったより軽かったらその願いは叶い、重かったら実現は難しいそうです。ぜひやってみてください〜
皆に触られすぎてツルッツルの石