【フェティエ】トロス遺跡(Tlos)と不可思議な出会い

あなたは「トロス(Tlos)」というトルコの遺跡をご存知だろうか。

英語のサイトや口コミは出てくるのだが、日本語の詳細のサイトはこのインターネットの海の中に埋れているのか全く出てこず、遺跡の由来もちょっとしか書いてないし、行き方もイマイチ不明である。

Tlos トルコは国中にすごい遺跡がボッコボッコある

フェティエは自然のアクティビティが充実しているリゾート地だが、日本人にはそこまで馴染みがない場所のようだ。

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しかも私が行った時期は冬だった。パムッカレ→フェティエに行くバスに乗る時も、「オイオイお前何しにフェティエ行くの?!えっ 日本人?!この時期フェティエ行く日本人初めて見た!!寒くて海は入れないし、マジで何しに行くの?俺パラグライダー指導員の免許持ってて仕事してるんだぜぇ」と聞いてもいないことまで教えてくれるトルコ人がいる始末であった。
冬は完全にオフシーズンの土地なのだ。

そんな冬のフェティエで、憧れの廃墟カヤキョイに行った後、私はこの後どうしようかしらとぼんやりしていた。
アレコレ調べていた所、「Tlos(トロス)」という遺跡があるのを見つけた。ちなみに「トゥロス」って発音しないと通じない。

It is one of the oldest and largest settlements of Lycia (known as ‘Tlawa’ in Lycian inscriptions) and was subsequently inhabited by Romans, Byzantines and eventually Ottoman Turks, making it one of few Lycian cities to be continually inhabited up until the 19th century.
(Wikipedia参照)

※詳細知りたい方(英語) Wikipedia

古代リュキアの最古で最大の遺跡の1つで、4000年以上前から人々が住んでいた。19世紀あたりまで継続的に人が住んでいたらしい。マジで。それってかなりすごくない?その割に、ネットでは大学の研究室の資料とか、旅行会社のオプショナルツアーが少し出てくるくらいで、この遺跡行った〜という日本人のブログとか全然出てこない。

調べ疲れてスルー仕掛けたその夜、「メリーサ」というインド人の女性と相部屋になり、彼女も「トロス遺跡行こうと思ってた」というので、2人で体当たりで行ってみた。

後で現在の詳細の行き方載せますが、バスである程度近くまで行った後、ヒッチハイクするしかないという驚異のアクセスの悪さである。
有名にしようとか観光地として儲ける気とかいう気概が全く感じられない、すごい割に大事にされていない気の毒すぎる遺跡であった。

遺跡自体は本当にすごい。
かなりしっかり残っているし、タイムスリップした気分になる。
ロマンが迸る遺跡よ(*´꒳`*)

そしてアクセス最悪な為、観光客が全然いない。

丘の上の方にあるのです

2人ともいい歳なのでヒィヒィ言いながら坂をのぼる。

風がすんごい

写真のネクロポリス(遺跡の中心墓所か建物)の中へ、雨宿りに逃げ込んだが、羊やコウモリの💩が大量に落ちており、何か得体の知れない病気とかになりそうで怖くてすぐ飛び出た。
探検する人は、天井低めなので頭上注意。
これの裏側にアクロポリス(お城?)がある。

スタジアムエリア セントラルプール
AGORA 集会場
パノラマ 高台にあるので遠くまで大自然の絶景が見渡せる
ローマ式お風呂!!(=´∀`)
Kronos Temple

メリーサがいっぱい写真撮ってくれた(=´∀`)

なんか凄そうな柱とかがゴロッゴロしとる
CITY BASILICAと書いてあるんだけど教会か宮殿か…?

この円形劇場の崩れっぷりが廃墟感満載・:*+.\(( °ω° ))/.:+
補修した方がもちろんいいんだろうけど…そういうのもないから雰囲気がより倍増。
ちなみにここはフェンスで囲われていて近くには行けなくなっていた。

こんな感じの説明看板があちこちにあるよ

人間いないのにワンコ達はいて、人に慣れているのか誰かに飼われているのか、尻尾振ってじゃれついてくる。私のバッグは彼らの足跡だらけになり、メリーサは「わかったわかったお友達ね〜」と適当にあしらう。野良犬に慣れてる。さすがですわ。

円形劇場の入り口なのかな
美しい彫刻の面影が見える

おお…(=´∀`)

いい!!いいよぉ(*´-`)

2人であちこちゆっくり見て、んじゃあ帰るか、となったのだが、当然ながら他の車が通りかかるのを待つしかない。一体こんな山奥にいつ車来るねんと思っていると30分後、ブォーンと1台通りかかったのですかさずメリーサが手を振って止める。

すると、日本語で「こんにちは」と声をかけられる。
えっ(OvO)と思ったら何と車の後ろに日本人女性が。
この周辺のヤカ村でワークショップや呼吸のセラピーを開催しながら暮らしているKさん。

引きすごくないか?自分よ。
「遠くから、あれ?日本人が何でこんな所にいるんだ?って思ったよ〜」と言われる。
自分の友人を呼ぶ以外は、Tlos遺跡は有名じゃないしアクセスも悪いから日本人に会うことはないという。

Tlos遺跡の前にあるカフェのオーナー(?)に用事があったらしいのだが、この後麓まで乗せてもらえることになった!ありがとうございます(*´꒳`*)
時間が少しあるので、それまで皆でコーヒーで一服したり、周辺を案内してもらえることに。

色々話を聞きたかったし質問したいことも多かったのだが、日本語は私たち2人しか通じなくて不便なので基本は英語、お連れの男性や女性達とはトルコ語で喋るので、聞き取れた内容もざっくりしかわからず、正確な内容かどうか正直わからんのよ…情けない…

詳細の経緯は不明だが、Kさんは以前イスタンブールに住んでいたが、このカフェのオーナー(?)にトラウマの治療をしてもらい、現在ヤカ村に住みながら、アカシックレコードへアクセスする練習をしているらしい。そしてメリーサとすごく話が弾んでいる。

メリーサはインド人だが、敬虔なクリスチャンで南インド在住の為、私の知っているヒンドゥー文化とはまたちょっと違う。信心深く熱心に祈っており、音楽はゴスペルのみ聞くらしい。過去、メリーサの家庭に問題が起こった時、熱心に祈って神と対話する時間を増やした所、状況が改善し問題が解決したことがあるそう。

彼女とメリーサの2人が何となく何話してるのかはわかったけど、そこには神様や絶対的な人間の及ばない力を信じる人々しか持ち得ない雰囲気や言葉の力を感じ、私は相槌を打つことしかできなかった。私は完全に浮いていた。

知識が水溜りレベルで浅く、軽々しすぎて怒られそうなのだけど、アカシックレコードにアクセスしてみたいという大変気軽な興味はある。この宇宙の全てが書いてあるって、全てがわかる感覚ってどういう感じなんだろ。

自然と共生し、森や風の声を聞く暮らし。
家の裏はオリーブ畑、そのまま飲める綺麗な水が流れる小川。

水の音が美しい。
大自然に囲まれた石の家。

コレは小麦をひく石臼。
リアルにこういう道具が活躍し続けておる。

メリーサは、「いい所…素敵…ずっといたい…」と感動していた。
確かにいい所だ…癒される…

だが、ここまで自然にかえる暮らし、私にはまだちょっと寂しいかな〜

<行き方>

基本的にはもう街中でタクシーチャーターして遺跡見てる間も待っててもらうのが確実。

入場料は10TL
(だがしかし一回外出て別のエリアを見学したりするので、タダで入り放題なのでは…( ;´Д`))

今回私がやったバス使うルートの最大の問題は、再現性が低いことである。
オフシーズンなのにラッキーが重なった。
もうここまで来ると宇宙的な何かが私をここへ導いてくれたんじゃなかろうかとすら感じる(小並感)。

①フェティエの中心部にあるバスターミナルから「サクリケント行き」に乗る。
バスの運ちゃんに「Tlosに行きたい」と告げる。
トルコの運ちゃんは気さくな人が多く、近くまで行くと降ろしてくれる。
※バスの番号、出発場所などは時期や状況によって変わる可能性があるので、宿の人とかバスターミナルで沢山人に聞いた方がいいです。

この日はお天気嵐であった。

②ヒッチハイクする。
もしくは車を捕まえて交渉する。

この辺でバスを降りることになる。
「Tlos」という看板があるので安心するが、こっから更に4kmあるんよ。
歩くと1時間くらいかかるよ。どうかしてるよ。

降りた場所の目の前にあった自動車修理会社的な所へメリーサが突入し、「Tlos行きたいから車に乗せて」とお願いする。えええ…すげぇとオロオロしていると話がまとまり、この会社の人の友人という最早完全なる他人が来て、20リラで遺跡まで片道乗せてくれることになった。

チケット売り場。
大変質素な小屋でトイレも付いてる

③帰り道は、車が通りかかるまでひたすら待つ。
来たら車を捕まえ、バス停のある通りまで乗せてもらう。

そこで再びひたすらバスが通りかかるのを待ち、手を上げて止めて「フェティエ帰る?!」と運ちゃんに聞いて乗り込む。因みに我々は40分バス待った。

皆さん頑張ってください。
いや、フェティエの市長さんとかどうにかして。

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