【トルコ】パムッカレは石灰棚もいいけどヒエラポリスも良い&現地ツアーってたまにすンごいエリートがいたりする

ギョレメを深夜に出発し、バスでデニズリという街へ移動。
真っ白な石灰棚を見にパムッカレに来たのだが、そこの傍にあるヒエラポリスという史跡が凄かった。
知らんかった。ごめん。
本日の記事も特に珍スポとかないよ。

岩合さんのように世界猫歩きできるようになりたい

細かい話だが、パムッカレに行くにはデニズリという街から更にバスを乗り換えないといけないのだが、デニズリのバスターミナルでパムッカレの当日ツアーに参加するとそこから送迎全部やってくれる。

トルコの現地ツアーは高いとかボッタくる印象もないし、広いので移動も楽、昼食や入場料込み、ガイドさんの詳しい説明も付いているなどメリットが多いのでオススメ。

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私が急遽参加したツアーは英語ガイド、昼食付きで3,000円弱位、移動費用、パムッカレやヒエラポリス等の入場料80TL(2020年早春時点)込み。日本人が私入れて4人、全部で8人の団体であった。
※下のおまけで、参加した経緯やらをちょっと載せます

最初に訪れたのは、パムッカレの隣町のカラハユットにある温泉スポット。
カボチャの皮みたいな色して中々グロいが、間近でボッコボッコ湧き出るアッツい温泉が見られるので面白い。足湯が無料で楽しめる。

温泉の中で泳いでいるカエルをチョイチョイする猫

有名な真っ白な石灰棚の横に広がる「ヒエラポリス」という史跡が予想以上に良かった。
ギリシャやローマ時代のあの雰囲気がなんとトルコでも味わえる。
ギリシャ行ったことないけど。

ゴロゴロしとるよ。貴重なブツが。

全景図

史跡が広がる大地をポクポクと皆で歩いて行きます。

おお・・・(=´∀`)
確かこの辺はフィリッポスの道

こちらの円形競技場は204年に作られ、ヒエラポリスの中でも最も保存状態が良い。
MAX15000人収容だってよ。すご。
入り口には、グラディエーター的な格好をした客引きが、かったるそうにしている猫をもエサに使いながら、一緒に写真を撮ってお金を取る商売をしておる。コロッセオか。ガイドさんに「絶対に写真撮るな、無視しろ」とアドバイスされる。

中に入るとこの三毛猫ちゃんが佇んでいる。さすがトルコ、史跡も動物は基本的に出入り自由。猫が好きすぎる日本人達はひたすら夢中になりカメラを向け、「目線をお願いします」などの声をかけながら撮りまくる。

もうカメラに慣れきってポーズも取ってくれて流石です

ところで、こういう古代の円形競技場って手すりとか基本的になく、人々が歩いて削れて斜めになった石段が大変歩きにくい。この写真も笑顔で楽しそうに写っているが、うっかりよろけて後ろに倒れたら呆気なく死ぬのでめちゃくちゃ怖い。

あんまり傍には近づけないけどレリーフ、彫刻や像も凄いのだよ

あのクレオパトラが避暑地として訪れていた温泉、「クレオパトラプール」もあり、水着でそこに入れたりする。こんなヤバイ年代物の遺跡がボッコボコ沈んでる温泉に、本当に現代の一般人がやたらと入って良いのか。トルコは結構そういうのとか適当な所があるから心配になるわよ。

温水プールみたいな感じ

水着を持っていなかったので入らなかったが、欧米人のウェイな若者達が数人入っていた。周囲の観光客から覗き込まれるスポットなので、そういうの大丈夫な人は入ってみてください。

肝心の石灰棚であるが、2020年早春時点で水があんまり溜まっていない。

場所にもよるがカッスカス

噂によると、トルコ政府が水を別の場所へ供給すべくパムッカレの水源を別のルートへ流してしまって枯渇してるとか何とか。適当な感じは嫌いじゃないけど、そういう大事な所はしっかり押さえてくれトルコよ。

水がない・・・
パノラマ撮影

因みにこの日のフザケたコーディネートの理由は、パムッカレの温泉に足だけ浸かる際、ズボンを捲り上げやすくしたい故である。

しかしながら、ちゃんと水が溜まるようになっている一角もあるので、裸足で入ることも可能。

ここにも猫がウロチョロしている。あったかい日差しと温泉で最高。
余談だけどこやつは実家の猫に似ているのよ。三毛の虎柄猫。

思ったよりあったかくはないけど、石灰の泥が柔らかくて気持ちいい(=´∀`)

硬いゾーンは温泉がチョロチョロ流れて大変滑りやすいので

ところで、タイトルにも少し入れたのだが、こういった海外のツアーでは、普段出会わないようなエリートと遭遇することがある。
日本人の中には、西の東大と言われる超優秀な大学の学生さんが混じっていた。大変落ち着いた知的な印象で、私のアホ丸出しなトークにも微笑みながら答え、なんというか申し訳ない感じであった。

そして中国人の若者カップルがいたのだが、女性がTVに出ていそうな程の超絶美人、男性は中国語、英語、日本語、中国語をペラッペラ喋る、ドイツ在住の超絶エリートであった。

外国人カップルあるあるだが、彼女にポーズを取らせて写真を撮りまくる。
エリートですっごいのに気さくでとても良い人なのだが、なぜか尻をこちらにバーンと向けている写真しかないのが申し訳ない。
参加者全員に、言語を瞬時に切り替えてバシバシ話しかけ、ツアーを自分も楽しもうとしている姿勢も大変素晴らしい。

彼は1人でウロウロしている私を不憫に思ったのか、「我々、人生で中々こんな所来ないです、折角なんだから!」と私の写真を沢山撮ってくれた。なんて優しいんだ涙

一緒にいるド美人彼女は基本は優しく微笑んでいるだけだが、「勉強中なの」とゆっくりと日本語を少し話してくれる。もうその美しさと優雅な微笑みを向けられると、ハリウッド女優のミランダ・カーに笑いかけられた時のような緊張と嬉しさと自分の存在の謎の恥ずかしさでソワソワしちゃうよ。
※うっかり人生で、一度そんなこともありました

このカップルは、現在ドイツに住んでいるが、野菜ない、食べ物まずい、娯楽があんまりなくてつまんないと話しており、長期休みは実家の中国に帰り、その次に東京に遊びに行くらしい。日本て世界的に観ても、遊ぶ所いっぱいあって楽しいんだって(=´∀`)

ドイツ人はくそ真面目で例外を全く認めない、日本はお願いすると少しは上司と相談するとか努力してくれるけどドイツ人はそんなこともしてくれない!と。ルールを守る国民性なのですねと言うと、「僕は怠慢だと思います。」「お役所仕事ですよ。ドイツはホント。」と。どこで覚えたんだよそんな日本語。すごいなエリート。

そんなに経験値が多くないのでアレですが、行ったことある国の人や、現地の人に、「ココが変だよアナタの国」をやるととっても盛り上がるし笑ってくれる。
私は中国に1ヶ月いたので、「日本の電車って難しい」と言われたので、「ソレお宅の国が言うな笑」と言うと大変喜んでくれた。
切符売り場と改札が驚異的に離れていてまずわからん、特に上海駅は、香港に行く列車の切符がなぜ南北に分かれているターミナルの北のみ、しかも⑤番窓口でしか買えないのか、そしてその説明が全くどこにも書いていない、しかも英語ですら書いていないと捲し立てると「本当だ!!」と2人で爆笑してくれる。「ココが変だよ日本人」はTV番組にまでなるじゃん、皆自分の国の話を外国人がしてくれるのは楽しいんだよね。

ということで、話は逸れたがパムッカレはツアー意外とオススメです。パムッカレは、ガッカリ観光地という評判も聞くけど、私は色々見られて楽しかったし大満足でした。

<ツアー参加&おまけ>

びっくりしたんだけど、朝4時にデニズリに着いたのよ。まだ真っ暗よ。どうすんだよ。
と思ってさっむい外に放り出されて茫然とバスターミナルへ入った所・・・
下記写真の濃ゆい顔の兄ちゃんに声をかけられ、こんなツアーあるよ〜とお値段と交渉をされる。現地の入場料、昼食、移動費用、ガイド代全て込みで効率良く周れるし、200TLと、3,000円弱位で悪くない感じだったのでOKした。

しかしながらツアー開始が9:30で、それまでにドライバーが朝日を観にドライブしてくれるとか何とか言いながら結局来ず、ただひたすら待つことに。眠い・・・6時間近く暇なんだぜ・・・
気を遣って、朝食にチーズとパスタを挟んで焼いた軽食や、紅茶をひたすら奢り続けてくれる客引きの兄ちゃんや、たまにやってくる仕事仲間達。兄ちゃんはドイツ人の奥さんと離婚し、離れて住んでる娘が大好きだそうで、写メを沢山見せてくる。地球には沢山の人がいて、それぞれ色々な歴史があるのだなあと思う。

その日のうちに、夕方のバスでフェティエに行くんだと行ったら、チケット売り場紹介してくれた。

パムッカレ町に移動し、ツアー開始まで周辺を散歩する。
石灰が積もった山が既に見えるのがどうにも不思議で、雪少ないのに無理やり作った、ちょっと小汚い人工スキー場みたいな印象を受ける( ´ ▽ ` )
因みにココの入場開始は朝8:00〜らしいよ。

ココにも気球が・・・
公園の横の池用のスワンボート
イルカボート初めて見た

あ、石灰棚っぽいのがある!と写真撮ろうと思い、写真の、水が溜まってる所の横、黒い淵の所にぴょんとジャンプした所、とっても水分を含んだ地面は柔らかく、グニっとなった。そしてスニーカーごと、生暖かい温泉の泥に浸かった。

これからツアーだというのに・・・何てこった・・・

仕方なく、ベンチに座って靴を脱いでティッシュで拭いたり靴下を乾かしたりしていた所、放し飼いなのかノラなのかわからないが、2匹の犬に目を付けられる。

彼らは近づいてきて私の乾かし中の靴下の匂いをフンフン嗅ぎ、そのまま咥えて歩き出す。
おやめ!!臭いよ!!返して!!と騒ぎながら犬を追いかけるも、まともに靴を履いていない私が追いつける訳もなく、犬達は完全にバカにして尻尾をふりつつ靴下を持って行ってしまった。

これからツアーだというのに・・・

仕方ないので、近所のお土産屋さんで100円くらいで靴下買った。片足引き摺りながら入って来たのでお店のお爺ちゃんびっくりしてた。
でも可愛くない?これ。気に入って日本でも履いてる。

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