【シンガポール】ハウパーヴィラ この為にシンガポールに来た

行ってきました。とうとう。
ハウパーヴィラ。
別名タイガーバームガーデン。
 
 
 
東南アジアでは超有名なタイガーバームの創業者兄弟2人が巨額の資金を投じて1937年に作った、シュールで個性的な、悪趣味な庭園がシンガポールにございます。
「アジア最大のB級スポット」と呼ばれている場所。
世界の中でもB級スポット激戦区のアジアにおいて、「最大」と言わしめる程の実力があるのか?と凄まじく上から目線ながらも、私も初心者なので、あのハウパーヴィラに行ける日が来た…!と朝からソワソワしておりました。
場所は中心地からメトロで僅か30分くらい。
「Haw Par Villa」という駅からすぐ。わかりやすい。何てアクセスしやすいのでしょう。
入ってすぐから、もうワンダーワールドですよ。
 
タイガーバーム使ってね!
ワッフ〜
 目が血走るヤギ
地獄ぜひ見てって」アピールが物凄い。
ということで、以下【地獄のジオラマ閲覧注意】。
興味ない方はすっ飛ばしていただいていいのですが、地獄の流れを説明を交えながらご紹介します。
まず、死んで天国行きが決定している人はいそいそと銀の橋を渡って行きます。
罪人の皆さんは、ここからフルコーススタート。
※以下の説明は私の乏しい英語力と見た感じで理解している内容です
①極寒の刑 めっちゃ寒い池に落とされる
②血の池 日本でもおなじみ
③すりつぶしの刑 ごっりごり
④内臓出しの刑 これ嫌だな…!

⑤針山の刑 これも馴染み深い

⑥真っ二つにして木に吊るす刑 The tree of Death
⑦釜茹で(めっちゃ熱い油)の刑 五右衛門を思い出す
⑧顔やられる刑 詳細は忘れました…
⑨頭と手を切り離す刑 バラバラにされます…
楽しくって仕方ねェぜ!!
たまにこういうわけわからん怖いのがいる
んふふふふ
いよいよクライマックス
全ての刑が終わると、最後に全てを忘れる飲み物を渡され、記憶が消されます。
今度はちゃんと清く正しく生きてね!ということらしい。
何故か犬背負ってる
ようやく終了。
ああ…眩しい。
地獄のエグさでいうと、台湾の金剛宮の方が上な気がするのですが、ハウパーヴィラは洞窟の中に展示があるので暗い演出が良いのと、小さくてチープな感じが何周かして味があるといいますか、これはこれで良い。
 ここからは狂気の庭オブジェたち。
コオロギの戦闘シーン
タイガーバームを讃えるお相撲さん
かの有名な「カニ女」
気持ちわるっ
こちらも有名な乳吸い。
なんだかやるせない気分になる
貝とか亀からドヤ顔で出てくる男女の像があちこちに。
この絶妙なクオリティはなんなんだろうか
これ亀は本物で生きてる。動いていてびっくりした。
孫悟空のジオラマもあります。
イキがってやりたい放題やってた頃の悟空
世界は俺のもの
妖怪美女に誘惑されるも、悟りの境地に達している三蔵法師
対して酒池肉林に溺れまくる八戒
人魚の皆さん
右端おかしい
もう、常にウネウネした水色のコンクリートでできた何かが周囲にあるので、嫌な感じに脳みそがゲル状に溶けていきそうな感覚に陥ります。
やばいな
表情がやばい
もうわっけわからん
自由の女神
パンツが!
個人的No.1は
兎の王。
かわいい
大量の兎やイタチの上に君臨しています。
小動物の目がイッてるのって怖い
現在シンガポール観光協会のものだそうですが、パンフレットや全景図のようなものを全く置いていない。こんな素敵な狂気が街中にあるんだから、メトロ駅作る位ならまずパンフレット作れ。
迷路みたいになっている所もあるので、どこをどう歩けば効率良く全部観れるのか分かり辛い。
という訳で、今はただの私の汚ったない落書き同然の見取り図ですが、全景図をメモしてきましたよ。
※後日ここにちゃんとアップします…!
ちなみに、太平洋戦争の時、シンガポール陥落でこの庭園は一時的に日本軍のものになったらしいんですけども、これゲットして日本軍はどうするつもりだったんだろう…?
楽しかった!!!!
ぜひ来てね!
<行き方>
MRTのハウパーヴィラ駅(Haw Par Villa)から歩いてすぐ。
出口から右を見るとそれっぽいものが見えるので行きやすい。

 
<おまけ>
ハウパーヴィラに住んでるらしい、尻尾の毛が抜けすぎて何の生き物なのかもうよくわからなくなっているリス。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です