2020年冬、仕事の関係により、長期でお休みをいただけた。ぶっちゃけこんなに長い休みなら南米周遊行きたいけど、某ウィルスが引き続き猛威を奮っているので流石に外国には行けない。ということで、行ったことのない九州へ乗り込むことにした。
最初は、昔からとっても憧れていた、「軍艦島(正式名称は端島)」!!!!
ヒャッホーウ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
軍艦島(端島)に上陸できるようになったのは、割と最近の2009年から。
ツアーは会社は、今回は私は「シーマン商会」に申し込んだ。
こことっても良かったし楽しかったよ。詳細は後ほど記載します。
きたアァァァァァア(=´∀`)
見えた瞬間テンションが鮭の滝上り状態よ
夢みたいだった、本当に目の前にあの島があるなんて
植物が全く見えない、灰色の正に「要塞」の様な見た目
まずは島の周りを1周
この角度が軍艦みたいに見えるから、「軍艦島」と言われる様になったそうな
いよいよ上陸よ・・・!!!!!!
シーマン商会のおじさま達は、ふっとい縄をガンガン引っ張り、船をギュルギュルと島に横付けするムキムキっぷりである。カッコええのう
崩れかけた建物の隙間から生えている木々。鳥が運んできて、徐々に生えてきたらしい。
上空ではトンビが鳴き、海風の音と共に静かな島に情緒を与えております。
たまらないze
B’zのプロモや映画「進撃の巨人」のロケにも使われたと推しまくっております
イラストレーターの寺田克也氏も龍の絵を描くために上陸してるし…仕事で来た人は、観光客の我々が入れない所まで入ったんだろうな…裏山
こうして見ると、小さい島の中にギュッと街が詰め込まれているなぁ
とっても楽しい解説をしてくださるバリバリ関西弁の「ユアサさん」
青い空とのコントラストが素敵よ
島の歴史や暮らしぶりは詳細があちこちのサイトに載っているので割愛するが、あちこち埋め立てて広げて、でもこんな面積の所でMAX5300人の人々が暮らしていたのかと思うと、良く暮らせたもんだわ…と思わずにはいられん
炭鉱でお仕事したお父さん達がエレベーターで上がって帰ってきた時に通る階段。
真っ黒な炭が今でも残ってる。お疲れ様〜お父さん(=´∀`)
この次は体を簡単に洗い流す、海水のお風呂がある。
水がすぐ真っ黒になっちゃうらしい。
ちなみに驚きなんだが、世界文化遺産に登録されたのは「明治日本の産業革命遺産である製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つという名目で、レンガの壁部分や、外側の石を積んだ壁の部分なんだって。
なので廃墟っぽいコンクリートの建物群は対象外なんですってよ。
石積みだから、荒波に負けずにずっと残っていたと。
コンクリートだったら削られてこんなに残っていなかったんだって。
石積みすげえ
ここは元々海水のプール。岩の間から白線が見える。
水泳大会の時は、島中から人が集まって盛り上がったらしい。
海の水キレイ
ここは人々の住居、30号棟。
数年前の写真と比較すると確実に崩れてきている。
ああ…モロモロしてる…
この狭い空間にギッチギチに作った住居、やはり香港のクーロン城みたい。
一般観光客はあんまり近づけないので、遠くから必死に拡大して写真を撮る。
※ちなみに私は1人参加ながら狂ったように写真を撮り、あちこちキョロキョロしていてちょっと目立ったらしく、同じく1人参加のおじさんに「どうしてそんなに夢中なのか、関係者なのか」と話しかけられてしまった…自重します
うえええええぇぇぇい
↓元々幼稚園・小中学校だったエリア
↓こちらは端島病院!
こうして見ると大きい…
第二次世界大戦で日本本土が疲弊してる最中も、ここでは割と裕福で平和な暮らしが営まれていたそう。あの時代は、ここで過ごした人々はある意味とってもラッキーだったのかもな。
あっという間に上陸見学は終了、さようなら・・・。゚(゚´ω`゚)゚。
年月の経過でどんどん崩れているので、興味のある方は本当にできる限り早く見に行くことをお勧めいたします。いつ入れなくなるかわからんよ。
写真も動画もいいけど、やはり実際に行くと迫力も空気も違うよ。
<軍艦島ツアーはいくつかの会社から選ぶよ>
今回私が申し込んだ「シーマン商会」は、比較的手厚いサービスがウリの様です。
船に乗ったら、早速うちわ、飴玉、端島で採れた石炭のカケラを貰える(´∀`)
石炭とかどうしろっちゅーねんと笑っていたが、でも、本当にキラキラしてるんだ…これは上モノなんだ…とまじまじと見てしまう。
シーマン商会(*´꒳`*)
https://www.gunkanjima-tour.jp
<他会社はこちら>
各社色々なサービスや料金で凌ぎを削っております。
人気の日程だとすぐ満員になるので早めの予約を。
高島観光ナビ
軍艦島ツアーのご案内
道中は、世界遺産のスコットランドから貰ったドッグ(現地では現在バンジージャンプに使われている笑)、福山雅治氏の実家、日本初のピクニックが行われたねずみ島など色々解説が入り楽しい。
やってきたぜイージス艦
貴重なマリア様や教会も遠くから見られる
港の傍にある「南蛮亭」にて名物モーニングのおうどんを食す
出汁がちょっとしょっぱめ
<軍艦島デジタルミュージアム>
ツアーに行く前に、参加しておくのがお勧め。
こちらは何と、中学生まで実際に端島に住んでいた方のお話が聞ける。
そうか〜動画とか写真とか遥か昔みたいだけど、まだ普通に記憶がある方が健康で生きていらっしゃるくらいの時代の話。とっても面白くて貴重、どんな生活だったのか、子供達はどうやって遊んでいたのか、たくさん質問してください。
小さい土地の中で多くの人々が暮らしていて、友達も沢山いてとーっても楽しかったんだって。1人になれるのがトイレの中だけらしいですけど笑。
そして牢屋もあったらしいのだが、酔っ払ったお父さんの反省部屋として使われていたらしい(=´∀`)なんと平和な世界。
パチンコ屋や雀荘、カラオケやデパ地下もあって。
良いお給料もらって、とっても楽しくて、離れる時寂しかったって。
今も人々の心の中には、端島は良い思い出として残っている。
プロジェクションマッピングの迫力が凄かった!!
VRもあって、廃墟の屋上も歩けたり、自転車に乗って島上空を空中散歩できたりする。
何となく事前に位置関係などを頭に入れておくと、実際に行った時の理解が深まる。
VRちょっと酔った。
可愛いジオラマが沢山ある。
おおおお
良いですねえこの古き良き日本のかんじ(=´∀`)
島の天辺には神社もあり、そこの様子を再現した神社にお参りもできるよ。
ちなみにキャラクターのガンショー君が、どう見ても私には、う◯◯にしか見えなかったよ。
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<施設案内>
https://www.gunkanjima-museum.jp
営業時間 | 9:00 ~ 17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 不定休 |
一般 | 1,800円(団体 1,500円) |
中学生・高校生 | 1,300円(団体 1,000円) |
小学生 | 800円(団体 600円) |
幼児 | 500円(団体 300円) |
3歳未満 | 無料 |
市内1日パス持ってると500円オフになったり、長崎在住だと半額になったりと、色々キャンペーンやってる・:*+.\(( °ω° ))/.:+
<長崎までの旅路>
ドン引きされるのですが、今回は深夜バス&青春18切符で長崎まで丸1日かけて移動した。倉敷までバス→そこからひたすら電車を乗り継ぐ。
東京から長崎まで実質的に4000円で移動したった。
倉敷→糸崎→岩国→下関→小倉→鳥栖→早岐→長崎
いや〜よく乗り継げたものよ。一歩間違えたら長崎着けない強行突破スケジュール。
こういうの、なんだかんだでいける運の良さだけはあるのよねぇ
山陽本線はとにかく景色が良い。
右側は紅葉した山々、左側は遠くに見える島々とキラキラの海。
長距離路線でトイレも付いてるし(´∀`=)
夜中に長崎駅着。誰もいねえ
<長崎での宿泊>
初めてカプセルホテルっぽい所に泊まってみた。「ファーストキャビン」
1泊2000円弱という素晴らしき価格設定。
カプセルっぽいのでドアはなく、音などは気を使わねばいけないけども、
中は結構広く清潔で快適。
アメニティも充実、ピンクの飛行機マークの館内着が可愛い(=´∀`)
女子風呂はまさかの大浴場で最高よ。( ´ ▽ ` )
ヘアアイロンや綿棒、化粧水まであったよ。
地方の遠征にくるファンの若い子とか便利よ。