ヤンゴンの中心部、スーレーパゴダの近くに、ヒンドゥーと仏教が融合したちょっと変わった寺がある。
「ガネーシャ・テンプル」(GANESH TEMPLE)
名前だけ見ると完全にヒンドゥー。インドである。
入り口に、電光掲示板でピカピカ光る「GANESH TEMPLE」の文字が動く看板がある。
そして……!!
どうやらコーンを売っているおばちゃんがおり、暇すぎて売り物のコーンを定期的に道路に撒いている。その瞬間、大量の鳩たちがブワワーッと地面に舞い降りる。羽が舞う。
もうね、ハッキリ思いました。
これ下くぐって入りたくねええええええ
しかし、炎天下、せっかくここまで歩いてきたので、このまま帰るのも癪である。目を閉じて祈りつつ、この地獄の門を、息を止めて一気に素早く通過。無事に投下されずに済みました。
中はこんな感じです。人は殆どいないのでガランとしている。
ここはもうインド。
おお!さすがガネーシャテンプルだけある!
パンチヘアーのガネーシャ様…!
いやいやいやちょっとおかしいけど…
融合が無理やりすぎるけど…
これもう完全にヒンドゥーのお寺じゃんと思いきや、いろんなテイストが混じっている。いろいろな聖人や神様の詰め合わせである。
あ、ポッパ山の聖人、「ボーミンガウン氏」。
相変わらずVシネテイスト満載であります。
手に乳を持っているので「サンダームキ」だと思われるが、顔が完全にヒンドゥー仕様である。
中国…
これはヒンドゥーの神様…?ハヌマナ神…?
後ろの仕上げがすごい。これでいいのか?
そして…
出たーーー!!サイババ!!
そう、私はこの寺にサイババに会いに来たのです。まさかミャンマーでサイババにお会いできるとはな…!
顔が真っ白でバカ殿みたいになってらっしゃる。怖い。
この寺院を造った方。
お2人程お祈りしていた。
外も神様がいらっしゃいますよ。
まあでも基本殆どインドの神様です。
ようやく少し仏教。
外の敷地は、裸足にならねばいけない中、大理石とコンクリートしかないので、足の裏がもう炙り〆鯖です。ヒリヒリします。わかり辛いけども結構頑張って写真撮りに行ってます。よろしくお願いします。
アクセスもいいし、小さいお寺なのですぐ見て回れて面白いのでオススメ。しかし入り口の大量の鳩に気をつけるのと、午前中か、日没の時間に行かないと足の裏火傷しますので注意。
<行き方>
ヤンゴンの中心にある、ヤンゴン第二の規模のスーレー・パヤーから東に歩いて5分くらい。
これでようやくミャンマー編は終了です。長かったな。
ミャンマーは、東南アジアの中では比較的物価が高い&鉄道がまだあまり発達していないのでタクシー代がかさむけれど、とてもいい人達が多く、穏やかで優しい大好きな国です。ぜひもっと、効くエアコンとインターネットに繋がるWifiとコンビニ作ってね…!
今回はバガンの夕日やヤンゴンの民俗村をスルーしてしまったり、メガネ寺等面白そうな所も日数の関係で行けませんでしたので、ぜひまたいつか訪れたいと思います。ミャンマーの可能性は底なし…!!
約2週間ぶりにものすごくエアコンの効いている巨大ショッピングモールに入り、気持ち良さと感動でしばらく惚ける。
<おまけ>
ミャンマーの街中。
謎の一角にチョコチョコと鳩が大量発生している。怖ッ
ちゃんと契約してるのか謎のアンテナが大量に。
人口密集の街。