高知県やや珍スポットめぐり、続きましては「地球33番地」。
意外と知られていないけども、結構すごいスポットだと思う。
【地球33番地とは】
高知県高知市弥生町にある、旧日本測地系による”統計133度33分33.333秒・北緯33度33分33.333秒”の地点を指す愛称。ただし、現在の正しい測地系である世界測地系によるこの地点の経度・緯度は、東経133度33分23.937秒・北緯33度33分45.446秒である。
(Wikipediaより)
つまり、昔の日本の基準で測った場所に記念のモニュメントがあるのだが、世界基準で測るとちょっとずれていると。
世界基準で測った場所は、ここから東南に約400mの所にある。
ただ、公式サイトによると、「しかし、私たちは当初からの川の中のポイントを愛し、いまでも『地球33番地』と呼んでいます。」とのことです。
強気です。
他にこのような数字が並ぶのは、地球上だと、ほとんどが海の上で、陸上ではわずか10箇所、しかも、砂漠の真ん中や大平原なので、街中でアクセスしやすい場所というのはかなり貴重らしい。
こういう所って、そこに行くと何か地場的に歪んでいるとか、異世界に行けるとか、体質が変わるとか、能力に目覚めるとか、そういったことはなさそうですが、行ったからだからなんだという場所でもあるのですが、しかしせっかく行ける場所にあるなら、行ってみたいと思うものです。
高知駅の目の前にある、路面電車「高知駅前」に乗り、「知寄町1丁目」で下車、そこから歩いて約10分。
「ごめん」の字がかっこいい電車
着いた瞬間、ここがそうなのかァと思った。
当然なんだけども、そうかァ、でも普通だなァ、川の上にあるのどかな場所だなァという印象だった。
全然人がいない。
カモ天国。カモばっかり。
歩いている人も地元の人ばっかりで、ただの公園である。
みんな…!ここは地球33番地だよーー…
銀色のモニュメントのある反対岸にも白いモニュメント。
お向かいに、「地球33番地到達証明書」を発行してくれる所がある。
しかし…
まぁのぼりも立っているし、公式にいろいろと大丈夫なのだとは思うのだが、こう、民家っぽい所に、「地球〜…」と書いてあるのは、表札に、「地球防衛軍」って書いてあるような、妙な怪しさを感じてしまう。
ビビった私は、迷った挙句、結局怖くてインターフォンを押せなかった。
すみません。
周辺は趣深い街で、かなり「地球33番地」を推している。
通りにも名前が付いてる!!
倉庫街も素敵。
ちなみに世界基準で測った地球33番地は、そこから歩くと約15分程のところにあった。
路面電車は「知寄町2丁目」が最寄りで、ベスト電気の裏にある細い道のところ。
なんもない。
こちらは全然愛されていなかった。
でも意外と面白く、試しに行ってみてはいかがでしょうか。
[map addr=”高知県高知市南金田2−37” width=”600px” height=”450px”]
<おまけ>
高知のモーニングは安い。こんなについて400円くらいであった。
この豆のサンドイッチの、どこか気の抜ける味も良い。