アユタヤ遺跡を見た次の日、ここからまあまあ近く行きやすいということで、「ワット・ムアン(Wat Muang)」にある地獄を見に行きました。
ズオオォォォン
こちらは、「地獄の歩き方」という本の表紙にもなっている、ワット・パイロンウアと並ぶ、地獄が有名な寺である。
この2つは、まず地獄好きの基本なのです。
さてどんな阿鼻叫喚が展開されているのか…?
あ、アレな。わかりやすい。
大通りで車から降ろされる。
遠い…炎天下をひたすら金の仏像目指して歩く。
しかし…こんなド田舎に降ろされて…寺に行けたとしても、帰りどうすんだよ…バスターミナルまで歩ける距離じゃない。今日はもう1つ行きたい所があったので、あんまりのんびりしている時間もないのである。
まあ何とかなるだろと思い、到着。
派手な寺である。
入り口付近は天国なので、神様が沢山いる。
たまにこういうとっても親しみやすい神様を見かける。
白装束集団
広いよ天国
地獄はちょっと奥にありますよ。
今回も以下は「地獄のジオラマ閲覧注意」です。
Welcome!
では!!↓
裁判所「君ら地獄行きね」
さあ地獄スタート!
サックリ
ひいいいいイィィ
皆さんガリガリ
この地獄は、色がキッチリと塗られており、比較的新しそうなオブジェ達が並ぶ。形もパイロンウアに比べてちゃんと人間の形していて、気持ち悪くはない。
特徴的なのは、囚人の皆さんがとても人間臭い表情をしている点である。
ちゃんと悲しそう。
こんなの嫌あァァァァ
このお寺の獄卒の皆さんは、ムッキムキで肌が褐色で、大変逞しい。
ベロ長い。この地獄は皆ベロ出してる。ベロ長い意味とは。
自分でピストル持ってるのに銃剣でやられてる。
生きてる時にピストルで人殺したのかしら。
キャッチーでコミカル。
この巨大な2人は、最初囚人かと思ってら、どうやらタイの妖精「ピー」という名前らしい。全っ然かわいくない。
足を突っついて遊ぶ子供。
鳥が…鳥を…
そして、新登場、エビ。
そして巻貝。
シンガポールやマレーシアでよく見かけるものの、タイでは初めて。
貝殻を背負わされるという、亀仙流的な修行。
ワット・ムアンは、動物の他に、魚介類に変えられてしまう制裁もあるのですな。
釣られるナマズ。
亀もいる。妙に艶かしい足。
お約束の、どうぞお許しくださいシーン
全体的に赤黒い地獄でした。
他にも、伝説上の戦争シーン?みたいなゾーンもありました。
神様同士?
お前の班、右翼側から突っ込め
ウス
おうふ
ええええええ ちょっと…それはどうかと…
ここまでくるともう神話なんだろうけども全然理解不能
突然いてびっくりした こわっ
どうしても、ワット・パイロンウアと比較してしまいますが、広さ、アクセスのしやすさ、オブジェのキモさで言うと、パイロンウアが良い。
ムアンは、ライトな地獄?で綺麗、敷地もそこまで広くないので見やすい、お店もいっぱいあるので飲み物購入や食事も簡単、トイレもわかりやすいので便利。ただアクセス、帰りがちょっと面倒。
トイレと飲み物は、一年中めっちゃ暑いタイにおいて、命に関わるので結構重要な要素です。大事。
一番奥にあの金ピカのブッダ。楽しかった!!
<アユタヤからの行き方&帰り方>※だらだら書いてます
アユタヤのバスが沢山出ている所で人に聞きまくり、トゥクトゥクを振り切り、バスに乗って、まずはアントーンのバスターミナルを目指す。
車内の様子。ゆるゆる
そこからソンテウ、トゥクトゥク、タクシー等がありますが、ターミナルの人に「ワット・ムアンに行きたい」と言うと、人数集まると出発するミニバンに乗せられ、近くまで乗ることができることも(方角が同じだからということらしい)。ただ大通りで降ろされるのでめっちゃ歩く。
帰りは、トゥクトゥクばっかりである。私は各地で出会う世界各国のタイ経験者達全てから、「トゥクトゥクだけは信用するな」と言われ続けて避けている。ドライバーと喧嘩するのが楽しいという変な日本人もいたが(ヒロくん)、私は無用な争いは避けたいのだよ。30過ぎてるとはいえ、女1人なんでね。
結局バイクタクシーに乗ってターミナルへ戻った。昨日ショーンとバイクに乗っていたので、まあ免疫は多少付いたものの、バイタクは、ノーヘルでかなりスピードを出しながらカッ飛ばすので、コレこけたら即死だな…と思うと結構怖い。
しかし、このスピードで風を感じながら走れるのは、日本では暴⚪️族に入る位しかチャンスはないので貴重ではあります。ドライバーもプロではあるし、割と現地の人々も平気な顔して乗ってるので、イケる!と思う方はいいと思います。
私はこの日、結局3回もバイタク乗りましたよ。不良の気分が味わえますよ。