7月19日、マレーシアのクアラルンプール乗り継ぎで、南インドのチェンナイへ。
ガンジー像
インド久しぶりすぎてビビりまくり、インド怖い、やだ、このままマレーシアにいたい、のんびりしたい…と内心泣きながら飛行機に乗る。
なんでこう、インド行く前って、多くの人がビビりまくって怖がって、それでも意を決して行くんでしょうね。別に、どうしても行かなきゃいけないという法律がある訳でもないのに。
今回は、面白スポットとかの紹介はなく、インドに来てビビってるだけの話です。
到着。無事アライバルビザを取得。
必死になって電車に乗り、宿に入り、極度の緊張状態のままに街を歩く。
※ビザ情報は一番下に載せます
こんなにビビって警戒してたらインドに失礼ではあるが、ここ最近、メディアはインドの危険性、特に性犯罪への注意喚起を多く報道しているし、インド行くっていうと、出会う旅行者ほぼ全員に、「えっ 女1人で?!誰かと一緒の方がいいんじゃない?!」と言われ続けているので、完全に怖気づいているのである。命と体が一番大事。
チェンナイに来て2日経過し、あれ、思ったより今の所南インド怖くない、ということに気付く。遅い。
人々は、北インドに比べておっとりしているし、優しいし、そこまで客引きしつこくないし、大幅にはふっかけてこないし、大体皆さん英語が喋れるからそこまで困らない。
そして、以前は帰国後2週間までお腹がまともに機能しないくらい体調を崩し、常にトイレのことを考えるという状態だったが、今回は弱い私でも全く壊さずに、しかも美味しくご飯を食べまくっている。カレーおいしいな。さて、これがいつまで続くかしらね?
チェンナイには「マリーナビーチ」という海岸がある。
まあ…青い海!!!ではないけどな。緑茶くらいでしょうかね。
暑さのあまり犬たちは船の下に穴を掘って避難。
少数ではあるが、服着たまま人々が波打ち際で楽しそうにしている。
恋人達もいるが、インドでは大っぴらに男女が人前でいちゃこくのは難しいのか、船の影にそっと座り、顔を近づけて手を繋ぎ、ヒソヒソ話して笑いあっている。そっちの方がよっぽどいかがわしいと思ってしまうのは、私が歳だからでしょうか?
打ち捨てられたような侘しい屋台たち。
ミニ観覧車だ…笑
ハットリくんがムキムキだな。
すんごい頑張って絵を描いている感がかわいい…
砂浜から波打ち際までが恐ろしく遠い海岸である。
また、チェンナイはインドの中で確か4番目位の大きい都市なので、高級ショッピングモール「Express Avenue」というものがある。
スタバや、H&MやForever21も入っている。値段は、他の国と同様、勿論日本とも変わらないので、インドの中でも所得が高めの人がターゲット。
一時期話題になった、あのブランドも、そのうち入る予定の様である。
ここに映画館が入っていて、なんと154ルピー(300円弱)で映画が観られる…!!インド映画を観たかったが、タミル語、ヒンドゥー語の映画は字幕なしなので、わかりそうなものがあまりなく、仕方なくハリウッド映画を観た。
そんなこんなで、少しインドに慣れてきたので、次は遠くへお出かけしてみようと思います。
<インド アライバルビザ情報 2017年7月現在>
安倍首相のお陰で、2016年あたりから、日本人だけ特別扱いのアライバルビザが復活。以前は、日本や周辺諸国の大使館で事前に取るしかなかったのでこれは便利!
取れるのは飛行機での入国のみで、取れる空港は以下の6つのみ。
デリー、コルカタ、ムンバイ、ハイデラバード、バンガロール、チェンナイ
デリーで取る人が殆どだと思うのですが、私は今回南インドから入国したのでチェンナイで取得。チェンナイで取ってる人のブログや情報が皆無なもんだから、大丈夫かしら…と心配していた。
どんなビザが取れるのか、時期や場所によって情報はいろいろだが、詳細は下記インド大使館のHP参照してください。
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html
ちなみに私はなぜか、60日有効のシングルエントリービザが発行された。なんでだ。
記入する書類とかは実質的に現地で貰えるので、私が事前に準備したのは、「インドからの出国航空券」のみ。
バックパッカーなので、そんな…正直…いつまでインドにいるかなんて、どこまで行くかなんて…何も決めてない。
ということで、大きい声では言えないが、「ダミーの航空券」を取って突破した。
初めて取る方の為に念の為詳細↓
「Fly Dubai」という航空会社ができるという情報をゲット。取る際にカード情報等を入れず、「Pay Later」(後払い)を選択すると、席を確保してくれ、24時間以内に支払いがなければ自動的にキャンセルされる。取った時点ですぐ予約確認書を印刷し、「インド出る航空券持ってるよ」ヅラして提出する。正直すごいドキドキしていた。でも、チラッと目視だけされて書類を返されたので、あんまり職員ちゃんと見てない。書類にはいろいろ書かされるので、適当でもいいのでインドでの日程表作ってメモしておくと楽だと思う。
※アメリカ方面へ行く場合は、アメリカン航空とかが後払いできるから、取る人多いみたいですね…状況は常に変わるから何とも言えませんが…助かります…
飛行機を降りて歩いていくと、イミグレカウンターの手前に「Visa On Arrivai」と書いてあるので左奥へ。案の定、誰もいない。
横のe-VISAのカウンターの人に「すみません…わたくし日本人でして…アライバルビザを…」と言うと、おじさんが呼ばれてやってきて、事務所らしき所へ通される。
そこで書類をすべて記入、パスポートを預け、クレジットカードで、ビザ代2059ルピー払う(手数料込み)。
再び最初のカウンターに戻り、そこで担当の方がいろいろやってくれて、最後にスタンプを押してVISAナンバー、入国の日付、有効期限を手で書いて終了。
無駄に、滞在予定のホテルの電話番号を調べろ等(書いてなくて分からなかった)、そこそんなに重要か?的なことをしつこく突っ込まれたが、何とか許してもらえた。
ここまででおよそ一時間。とっくに他の乗客の皆さんは空港から出てるので、私の荷物はレーンに置き去り。空港職員さんが、わざわざ「アライバルビザでまだ空港にいる日本人の荷物」と連絡を取り合い、出口まで運んでくれました。アレ?優しいな!