イポーの宿のスタッフでめっちゃいい子のウェイ。ここに来る宿泊客は老若男女全員彼にベタ惚れ。
そのウェイの出身地が、隣のタイピン(Taiping)市で、「いい所だよ!ぜひ!」とめっちゃ地元を推すので、ウェイがそういうなら、と1日タイピンへ行ってみた。
もうここへ来てからウェイの言いなり。なんでも言うこと聞いている。お金振り込んでって言われたら迷うレベル。
洞窟ツアーの筋肉痛と疲れで寝坊しつつ、バスに揺られて1時間半、タイピンセントラルバスターミナルに到着。
さて、私は地図もガイドブックも何も持っていない。
唯一持っているものは、ウェイが書いてくれた「バスターミナルは2つあるから、セントラル行きに乗ること」というメモ、「セントラルに着いたら、市内を巡回するバスがあるから、それを探せば大体行ける」という言葉のみ。勢いにも程がある。まずそのバス停どこよ。ロクに聞かずにとりあえず来てしまう自分もどうかと思う。
その辺にいるおじさんや若者に、いろいろ聞き、迷ってどうにか巡回バス発見。どこまで乗っても1RM(約35円)。
バスに乗ったまま降り損ねて市内一周したり、お腹が空いたからと寄り道したり等なんやかやありまして、結局見所1つ目の動物園(Taiping Zoo)に到着した時は午後2時を回っていた。
サテーんまい
そこへまた突然のスコール。降ってる間はチケット売ってくれないので待つ。
ここの動物園はオランウータンがとても有名である。
ナイトサファリもやっております。
おおおこんなに動いてるキツネ初めて見た。犬みたいな鳴き方するんだな〜
オランウータンにずっと付いてこられ、手を差し出され続けた。遠目でりんごとパンを持っているのを見抜かれているのか。
※餌やりは勿論禁止
体が痒いらしく、泥の中で背中と首をひたすら地面にこすり付ける鹿
広い!
この動物園の動物たちは、割と広い所に皆住んでるので、幸せな方だと思う。
極力熱帯雨林再現してるし、ちゃんと掃除もされていて綺麗。
なので、遥か遠くにいたり、隠れて全く見えない動物も多い。
魚とかナマズとか…ここで紹介されても精々背中しか見えないよ…いいけどね…
この鳥すごく渋かった
鳥も結構自由に園内を飛んでおり、人を怖がらないのも多い。
あ、変なの発見
もうマジで疲れた…
はっ!子供の集団がくる…!
仕事しよう
久しぶりでとても楽しかったです。
そして更なる見所は、少し歩いた所にあるレイクガーデン(Lake Garden)でございます。
ここは人造湖で、緑が豊かでとても綺麗。
木が水を求めてグワッとカーブしている通りが有名。
結婚式の撮影にも人気。
いい所だよ…確かに…癒される…
毎日毎日ずっと極彩色の寺や洞窟ばっかり見てたら胸焼けするからな…
ここから、タイピンセントラルバスターミナルまで頑張れば歩けます。
(市内一周した時になんとなく把握した)
ここ最近急速に発展してきている新観光名所なので、特に現時点では珍スポットはまだ発見してませんが、ぜひ皆さんタイピンへお越しください。マングローブの森があったり、山登りもできて楽しいよ。
これでマレーシア編は今回はおしまいです。
正直イポーは3つの珍寺とパンコール島の珍寺の情報しか得ておらず、そこしか予定に入れてなかったのだが、やはり現地に行って現地の人にオススメを聞くのが一番いい。テンプロン洞窟とか城とかここへ来るまで知らなかった。だから5泊もしたのです…
<おまけ>
フランコが買ってきた謎のフルーツ。もの凄く大きい。1つは柑橘系で美味しいけどもう1つがあんまり美味しくない上に何なのかわからなかった。
リンゴの甘い味を無くして苦くしたような味。