【ホーチミン】スイ・ティエン 遊園地でワニを釣る

10日間過ごしたカンボジアを出て、4月13日、ベトナムのホーチミンにやってまいりました。

なぜか人生で3回目のホーチミン。そして10年前、7年前と来ているのですが、地図や、どこに何があるのか何一つ覚えていない。

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カンボジアのシアヌークビルからバスで12時間、乗り換え3回、果てしなく遠い。そして未だに、バスがどこに到着するのか事前に全く知らされないので、降りた瞬間自分がイマイチどこにいるのかわからないのにタクシー運転手が群がってくる、という現象が本当に大変。アレやめてくれ。

ホーチミンに夜中到着後、日本人宿に行ったので、ひろさんという同世代の旅行者とロビーで会い、翌日ベトナム最大のテーマパーク、「スイ・ティエン」に行ってきた。

ちなみに「スイ・ティエン」とは「妖精の泉」という意味らしい。

「奇界遺産」(漫⭐︎画太郎先生が、死ぬのを先延ばしにしたとコメントを寄せている帯のやつ)の表紙である。本日の記事のトップ写真とても有名。最早B級スポットなのか?くらい。でも行く。

入るとすぐ、カクカク動くこの謎の老人が何か喋っている。

原始時代っぽいジオラマ。

暑い…暑すぎて誰もいないわ…

従業員の方々もめっちゃ暇そうだけど…余計なお世話だと重々承知してるけど、これ経営大丈夫なのか…?

そしてこの遊園地、100ヘクタール以上もある。ディスニーランドの2倍以上らしい。

ハスの上をポクポク歩くだけのゾーン。

「何故かよくわかんないけど楽しい」と上機嫌。

あの顔があるゾーンはプールになっており、子供で埋め尽くされている。

お願い、カメラに水飛沫を飛ばすのはやめておくれよ。

プールゾーンは面白い造形のオブジェで囲われている。

これ巨大なヤドカリとエビ。キモい。

龍の口が滑り台になっている。

子供達を優しい微笑みで見守る。

もう1つある巨大な金の顔。下部分がレストランである。

一方遊園地ゾーンは無人。

灼熱の太陽の下、アトラクションもさることながら、「ただ存在する大きいオブジェ」が多数ある。

仏教テーマパークらしいのです。

わかり辛いんですけども、ほぼ全て、見上げてようやく全体がギリギリ見える位大きい。

デカい。そして荘厳すぎて怖い。

コレは裏側。ちゃんと凝ってる。

そちらの方の男性方にとてもモテそうな銅像の噴水。寺背負ってるし。下のハスの装飾が乙女チックである。

たくましい

地球の上に君臨するお釈迦様。

あちこちで見かける金剛力像。何メートルあるのだろう…

ベトナムの人は龍が大好き。

九龍!

これ、大きくて本当にすごいけど、見るだけのシロモノ。

後ろには一匹一匹が巨大な麒麟。その周囲には全員で手招きしている神。

こんなに土地使って、お金かけて…いいのかい?

もっと積極的に金銭を稼げるアトラクションを作った方が良いのでは…

すごい。すごいけど、これはなんだ一体。

豆のオブジェ。

「奇妙な遊園地」として名を馳せる理由がわかった気がした。

七夕みたいに願い事を吊るすっぽい木。

とてもイケメンなヤギを見つけた。

園内の部分部分の装飾も素敵。

気が抜ける魚たち。

ひろさんは途中で暑くて少し休憩。

私は1人で、許可とってるのか最早もう何も言うまいというレベルの「Harry Potter」のアトラクションへ入る。自分で歩くタイプの所謂ホラーハウスであった。

こんなん出てたっけ…?

椰子の木との物凄いミスマッチ感。

中は真っ暗で全然写真が撮れないですが、少し内部の様子。

ハリーポッターってこんなん?

考えてみたら私自身は全然ハリーポッターに詳しくなかった。

アズカバンの囚人とかがたまに襲ってくる。

白い布が「キョエエエェェェ」と奇声を上げながら飛んでくるので、ちゃちい仕掛けだと分かっていても結構ビビる。

あ…これハリーらしい。

…メガネかけてなかった。マネキンを後ろ向きにして適当に誤魔化している。

下に「Harry Potter」って書いておけばよいと思っているのでしょう。

他に、「9D」のアトラクションも。ほう…

実物。このチープな感じは本当に9Dなのか?1人1台扇風機付いてる。

9Dって何が体験できるのでしょう?

巨神兵位の大きさのフェニックス。何かのアトラクション。

すんごい大きい顔。人間はクチビル位までの高さ。

ワインが飲めるらしい?アトラクション(?)

とても面白かったのが「ワニ釣り」のゾーン。30000ドン(200円弱)で敷地に入ることができ、ワニを観れる。結構大きいのが沢山いて、しかも珍しくワシワシ動いている。

ワニって歩く時こういう音するんだ…

…なんというか、ズシュッペタッという音である。

考えてみたら、ナマでワニが歩いているのを見るのは初めてである。

そして、なんとここ、1本3000ドン(15円位)で、肉の塊が付いている釣竿を貰える。ワニ釣りができるのである。

スーーー…と、水の中を音もなくワニが近付いてくる。

そして、恐ろしい俊敏さで顔を水面に出し、グワッと口を開けて肉塊を引き千切る。

おおおおおおおおお

2人で興奮しまくり、結局4本も買ってしまった。

水面から少し浮かせて3匹位おびき寄せ、三つ巴の餌の奪い合いをさせたり等、酷いやり方をしておりました。

上手く食いついてくれると、ワニと綱引きができる。これ凄いですよ。ワニのパワーを手で感じられる。速攻で負けるけど。

子供向けの小さい遊具が密集している建物もある。

うわあ…

観覧車に乗った。私とひろさんの為だけにスタッフさんは電力のスイッチを入れ、巨大な観覧車を動かし一周させる。

これ乗るのに1人25000ドン(130円くらい)。別途入場料払ってるとはいえ…完全に赤字だと思われる。

上から遊園地の全景が見える。ハリボテ感が半端ない。

とても広くてかなり楽しめますよ。平日は全然人いないけど。

<行き方>

9月23日公園にあるバスターミナルの、19番バスに乗車。所要約1時間半で着く。右側に、偽物の岩山が見えて来るのでわかりやすい。帰りは歩道橋を渡って、反対側のバス停で、同じ19番バスに乗ればOK。

入場料は年々上がっております。2017年4月時点で10万ドン(600円くらい)。

アトラクション好きな人は、フリーパスっぽい、入場料と乗り物代がセットになったコンボチケットがお得。

<おまけ>

※ブレている

宿の近くに大きいキリスト教会があり、曜日によっては夜集会をやっていて、大勢の人が集まり、大音量の音楽が聞こえてくる。夜9時を回ると、心なしかズンズン言い始め、バイブスを感じるノリノリな会である。楽しそう。

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