【イポー】ケリーズ・キャッスル 小綺麗な廃墟

イポー(IPOH)近郊に、「ケリーズ・キャッスル(KELLIE’S CASTLE)」という観光地化されている廃墟があります。知らなかった。

スポンサーリンク

スコットランド出身の、当時東インド会社に勤務していたケリーさんが、家族と暮らすためにマレーシアに建てたお城。しかしながら、ケリーさんは出張中に亡くなり、家族もこのお城には住まずイギリスへ帰ってしまって、殆ど誰も住まなかった&未完成のままという物件である。

ケリーさん

東インド会社とか超久しぶりに聞いたわ…何となく悪徳なイメージしかないけど。

ケリーさん自体は、現地の人々と仲良くやっていたようです。

地下の抜け道があるとか、無念のケリーさんの幽霊が出るとか、ミステリー好きの人にはたまらない城らしい。

凄く綺麗だな…

周辺は何にもない。

これは、城の内部からこっそり脱出する為の秘密通路の出口らしい。

かわいい

城建てる前に住んでた家の跡。こっちの方が廃墟感がある。

こちらは釜戸・台所。

遺跡と化している

調度品が1部屋だけ置かれている

ケリーさんの幽霊が出ると有名な廊下。

ほう…

上へ行くと…

ご本人の部屋やお嬢さんのお部屋

各部屋には脱出通路。見つけた子供が顔を出して、ひゃほおおおうううと叫んでいる。

リネン室

全体的に解説がユルい。

個人的には、日本人以外の幽霊って、あんまりそんなに怖くない気がするのだが…服はエキゾチックな感じか、欧米風のタキシードとかドレスだろうし…びっくりはするだろうけど、震える声で何か言われても、呪ってやるなのか、助けて〜なのか、わからないから「え?何て?」とか反射的に聞き返してしまいそう…ケリーさんだと「俺の家…」とかなんだろうけども、「そうですね…残念でしたね…」しか言えん。霊感ゼロだし、遭ったことないから知らんけど。

アラビア建築の影響が凄くわかりやすい

そこへもンの凄いスコール到来。

気合でカメラを置いて屋上へ上がる。

おお…凄い緑。一面のプランテーション(?)。

ちゃんとした柵とかないので落ちたら死にますよ…

最上階にある客室に行ってみると、めっちゃ雨漏りしてる。

ゲストの部屋雨漏りしちゃまずいでしょうよ…

マレーシアは、雨季はスコールオンパレードなのに…

贅沢を言えば、もうちょっと廃墟っぽさ、若しくはB級感が欲しいところ。

<アクセス>

行く人ほぼ皆タクシー使ってるんですが、バスターミナルに突撃したらバスで行く方法がありました。イポー(IPOH)からまずゴペン(GOPENG)というターミナルへ行き、乗り換え。運ちゃんに「ケリーキャッスル行きたい」と言えば「これは違う」「行く。乗れ」等と言われるので大丈夫。所要時間は1時間位ですが、バスがいつ来るのかが誰も分からないという状況なので、時間がある人向け。城の前で降ろされ、「⚪️⚪️時にまたバスで通るから拾うよ」と言ってくれる優しい運ちゃんでした。バス停ないので、帰りの時間確認しておいた方がいいと思います。

<おまけ>

ケリーキャッスルの猫たち

結構いる

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です